#109 土木・都市分野への革新的技術の導入における市民合意形成上の課題にどう対処すべきか?
Date
2024年10月28日
Venue
土木学会 講堂(東京都新宿区四谷一丁目 外濠公園内)
NO.109 土木計画学セミナー「土木・都市分野への革新的技術の導入における市民合意形成上の課題にどう対処すべきか?」
■セミナーの趣旨:
スマートシティや自動運転,AI,ドローンなどに代表される革新的技術が,土木・都市分野にも今後次々と導入され,社会課題が解決されていくことが期待されている.一方で,倫理や社会に関わる問題(プライバシー侵害,差別,社会分断,権威主義の台頭など)が生じることが懸念されている.今後導入される革新的技術が不確実なものであることから,社会へ及ぼす影響や深刻さについて予見することが難しい.
革新的技術導入における合意形成研究小委員会は,都市・地域の大きな技術的変革と,それに伴う新たな価値創造を導くことを意図し,革新的技術の導入に際して,市民との合意をどう形成するかなどについて,その方向性や制約条件について研究し,土木計画学から社会への働きかけのあり方について議論してきた.
本セミナーでは,その成果を報告し,議論することで,更なる研究のきっかけとしたい.
■日時: 2024年10月28日(月)13:30~16:30
■主催: 土木学会 土木計画学研究委員会 革新的技術導入における合意形成研究小委員会
■場所: 公益社団法人 土木学会 講堂(東京都新宿区四谷一丁目 外濠公園内) https://www.jsce.or.jp/contact/map.shtml
■方式:現地参加 及び Zoom参加
■参加費: 無料
■プログラム:
司会:寺部慎太郎(小委員会幹事長)
13:30~13:40 :委員長挨拶 矢嶋宏光(小委員会委員長)
13:40~14:00 :革新技術導入への市民合意形成を妨げる課題 矢嶋宏光(小委員会委員長)
14:00~14:10 :革新的技術導入に伴い懸念される具体のリスク 寺部慎太郎(小委員会幹事長)
14:10~15:30 :委員等からの話題提供
● 土木・都市分野の技術の社会導入のガバナンス 松浦正浩(明治大学公共政策大学院)
● 自動運転システムの倫理規定 谷口綾子(筑波大学)
● 不確実性の高い技術導入に関する合意形成:フランスの地層処分場の受け入れ協議の例 青木俊明(東北大学大学院)
● 他参加者 調整中
15:30~15:40 :休憩
15:40~16:00 :提言 矢嶋宏光(小委員会委員長)
16:00~16:20 :ディスカッション
16:20~16:30 :今後の展望 登壇者調整中
[講習会] バスを中心とする地域公共交通計画―大都市交通不便地域を中心に
長らく出版元品切れとなっていました『バスサービスハンドブック』の改訂版出版に伴い,下記の要領で土木計画学講習会「バスを中心とする地域公共交通計画―大都市交通不便地域を中心に」を開催します.
日 時:2024年7月30日(火) 13:00~16:40
場 所:中央大学後楽園キャンパス3号館14階セミナールームA、B
地下鉄後楽園から徒歩5分: 文京区春日1-13-27
開催内容と申し込み方法はこちらをご覧下さい.
主催:
〇土木計画学研究委員会「新しいモビリティサービスやモビリティツールの展開を前提とした交通計画の包括的小委員会(新ブキャナン小委員会)
〇元土木計画学研究委員会「規制緩和後におけるバスサービスに関する研究小委員会」
問い合わせ先:
中央大学研究開発機構 秋山 哲男:aki@k08.itscom.net, 竹内 龍介:rtakeuchi913@g.chuo-u.ac.jp
(バスサービスハンドブック 改訂版 について)
本書は,初版発行時には計画論を別途『地域でつくる公共交通計画』((財)国際交通安全学会編)として出版していましたが,今回,国際交通安全学会のご厚意により改訂版に所収し,内容の充実を図りました.
詳細は下記のサイトをご覧下さい.土木学会のサイトでは会員価格でお求めいただけます.
[丸善出版]
バスサービスハンドブック 改訂版 – 丸善出版
理工・医学・人文社会科学の専門書出版社 (maruzen-publishing.co.jp)
<https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b305746.html>
[土木学会]
土木学会 刊行物案内 (jsce.or.jp)
<https://www.jsce.or.jp/publication/detail/detail.asp?id=3401>
#9 令和6年能登半島地震対応特別プロジェクト・報告会
Date
2024年5月26日
Venue
北海道大学・工学部
令和6年能登半島地震対応特別プロジェクト・報告会
【特別セッション概要】
2024年1月1日に発生した能登半島地震を受けて,土木計画学研究委員会では「令和6年能登半島地震対応特別プロジェクト」を立ち上げた.本プロジェクトでは,1.被災地域・地元大学の側方支援・技術支援,2.即応的な対応策の検討および実施機関への提示,3.被災・復旧・復興に関する共通知見化(災害現象の理解のため、将来災害に備えるため)をミッションとして掲げ,土木計画学研究委員会幹事会の統括のもと,交通・インフラWG,経済・観光WG,避難生活・復興WGとその下の各班を設置し,被災地の大学や関連他学会,行政機関,民間機関等とも連携しながら調査・分析を進めている.このセッションでは,本プロジェクトにおけるこれまでの調査・分析結果等を速報的に報告し,被災地域のよりよい復興に向けて土木計画学関係者が果たすべき役割について議論を行いたい.
【セッションの全体構成】
1. 特別プロジェクトの設置経緯と活動について(資料)
福田大輔(東京大学,土木計画学研究委員会幹事長)
2. 能登半島地震からの復興に向けて(資料)
高山純一(公立小松大学)
3.道路網被害と交通実態把握(資料)
浅田拓海(室蘭工業大学),井料隆雅(東北大学),浦田淳司(筑波大学),佐津川功季(金沢大学),力石真(広島大学),福田大輔(東京大学),山口裕通(金沢大学)
4.公共交通〜鉄道被害把握とバス輸送支援(資料1,資料2)
金山洋一(富山大学,運輸総合研究所),神田佑亮(呉工業高等専門学校)
5.緊急支援物資輸送の実態把握(資料)
樋口恵一(大同大学),山崎基浩(豊田都市交通研究所),河瀬理貴(東京工業大学),川本義海(福井大学),荒谷太郎(海上・港湾・航空技術研究所),間島隆博(海上・港湾・航空技術研究所),大窪和明(東北大学)
6.空港・港湾被害の実態把握(資料)
平田輝満(茨城大学),荒谷太郎(海上・港湾・航空技術研究所)
7.ライフライン被害の実態把握(資料)
浦田淳司(筑波大学),畑山満則(京都大学),中野一慶(電力中央研究所),廣井慧(京都大学),寺山一輝(石川工業高専)
8.地域経済・観光被害の実態把握(資料)
梶谷義雄(香川大学),藤見俊夫(京都大学),松島格也(京都大学),奥村誠(東北大学),吉田護(長崎大学),玉置哲也(香川大学),山口裕通(金沢大学)
9.インクルーシブの観点からの被災実態把握(資料)
崔善鏡(東京工業大学),小山真紀(岐阜大学)
10.地域建設業の災害時における役割
畑山満則(京都大学),柿本竜治(熊本大学),大西正光(京都大学)
11.総括コメント
多々納裕一(京都大学,土木計画学研究委員会委員長)
土木学会論文集・特集号(土木計画学),Vol.80,No.20 への投稿論文募集について
土木計画学研究委員会では,「土木学会論文集・特集号(土木計画学),Vol.80,No.20」および「Journal of JSCE ・Special issue(Infrastructure Planning and Management),Vol.80,No.2」(2025年4月発行予定)への投稿論文を募集します.土木計画学研究・講演集で発表された講演用論文の内容をさらに充実させた論文を,奮ってご投稿下さい.詳細はこちらのページをご参照下さい.
土木学会論文集・特集号における「政策と実践」論文の掲載について
土木学会論文集・特集号における「政策と実践」論文の掲載について
2024年5月29日
- 概要
本研究委員会の学術小委員会が審査・編集を行っている「土木学会論文集・特集号」に関して,令和6年6月募集予定の特集号より,従来の土木計画学論文(方法と技術)〔以下,方法・技術論文と略称〕に加えて,新たに土木計画学論文(政策と実践)〔以下,政策・実践論文と略称〕についても受付を行うことになりました. - 経緯
令和2年〜3年:これまで「土木計画学論文」と呼ばれてきた一群の論文群を,方法・技術論文と政策・実践論文の二つのカテゴリーに分類し,それぞれ異なる基準で査読することが適当であると決定しました.その上で,従来の土木学会論文集の「通常号」には「土木学会論文集D3(土木計画学)」(いわゆるD3)分冊だけが設置されていたところ,D3分冊:土木計画学(方法と技術),D4分冊:土木計画学(政策と実践)のという2つの分冊を設けることについて,委員会で継続的に検討してきました.
令和4年〜5年:その後の土木学会論文集の全面的な再編も相俟って,2023年より,通常号に関しては土木計画学(方法と技術),土木計画学(政策と実践)という土木計画学内の2つのカテゴリーが設けられ,それぞれ土木学会論文集編集委員会の41小委員会,42小委員会が査読を担当する体制で運用されています.一方,土木学会論文集の「特集号」に関しては,2023年までは「政策と実践」論文の受付はなされず,「方法と技術」論文のみが受付られている状況でした.また,土木計画学研究発表会(春大会・秋大会)にて発表された「政策と実践」論文は,通常号に随時投稿することを発表者各位に周知している状況でした.
令和6年前半:発表者各位の「特集号」への需要の存在を勘案すると,「通常号」のみならず,「特集号」においても「政策と技術」論文と「方法と実践」論文を併せて同時に受け付ける体制を整えることが発表者各位の利益増進に繋がるものとの認識のもと,幹事会,学術小委員会,「方法と技術」運営小委員会,「政策と実践」運営小委員会で議論を行ってきました.その上で,令和6年5月25日の土木計画学研究委員会にて,本提案が承認されました.
投稿方法の詳細については, 論文募集ページ をご確認下さい.
第70回土木計画学研究発表会・秋大会(企画提案型)
Date
2024年11月15日(金)・16日(土)・17日(日)
Venue
岡山大学 津島キャンパス
第70回土木計画学研究発表会・秋大会(企画提案型)
第70回土木計画学研究発表会秋大会(企画提案型)の概要について,以下のとおりお知らせいたします.
1. 実施期日・開催場所
2024年11月15日(金)・16日(土)・17日(日)
開催場所:岡山大学 津島キャンパス
- 開催場所へのアクセスに関する情報は,後日,開催校ウェブサイトにおいて公開します.
- 大会開催期間中,岡山市内で複数の学会の開催が予定されています.早めにホテルの予約を行なって頂きますようお願いいたします.
2. 発表プログラム・大会スケジュール
全体プログラム(2024年9月12日版)
詳細プログラム(近日中に公開予定)
- プログラムの内容は変更される可能性がございます.
- 大会参加者には発表会前に論文をHPよりダウンロードできるようにいたします.
第1日目 11月15日(金)
午前中 ~ エクスカーション
- 詳細は後日公開いたします.
16:00 ~ 17:00 委員会報告(岡山大学 津島キャンパス 共育共創コモンズ: OUX)
17:00 ~ 18:00 招待講演(岡山大学 津島キャンパス 共育共創コモンズ: OUX)
- 土木学会賞 論文賞:山下 三平(九州産業大学)「TBA」
- 土木学会賞 論文奨励賞:萩原 啓介(森ビル株式会社)「TBA」
1日目には企画セッション・スペシャルセッションは実施しません.
第2日目 11月16日(土)
09:00 ~ 18:15 企画・スペシャルセッション(岡山大学 津島キャンパス 一般教育棟)
未定 懇親会(ANAクラウンプラザホテル岡山)
- 懇親会に関する情報は,後日,開催校ウェブサイトにおいて公開します.
- 懇親会への参加は任意です.懇親会の会費は発表会の参加費に含まれません.
第3日目 11月17日(日)
09:00 ~ 18:15 企画・スペシャルセッション(岡山大学 津島キャンパス 一般教育棟)
3. 開催校ウェブサイト
現在製作中です.完成次第,ウェブサイトへのリンクを掲載いたします.
会場へのアクセスなどの情報は,開催校ウェブサイトにて発信いたします.
4. 論文提出方法
- 論文の募集は終了しました.応募した発表が採択された方のみ,原稿を投稿できます.
- いずれの部門もHPより応募してください.郵便でのお申込みは受け付けません.
- 応募後の論文タイトル・発表者・連名者の変更はできません.
企画論文部門
- 発表会前原稿提出締切:2024年10月4日(金)正午まで
提出先HP:https://www.gakkai-web.net/jsce/ip_au/
PDFファイル形式の原稿(土木学会論文集フォーマット,ただし英文要旨は任意,上限20ページ,PDFファイル容量の上限3.0メガバイト)をHPより投稿してください.これを用いて講演集を作成します.講演論文の執筆要領は,HPをご参照ください.
* 企画論文部門では,締切日までにご投稿頂けない場合は講演集には論文が掲載されず,論文タイトル及び著者名の表記のみとなります.
スペシャルセッション(SS)部門
- SS部門ではPDFファイル形式原稿の事前投稿も可能ですが, 提出せずに発表いただいても結構です.
- 事前投稿については,2024年10月4日(金)正午までに,PDFファイル形式の原稿をHPより投稿してください.
投稿先HP:https://www.gakkai-web.net/jsce/ip_ss/
スペシャルセッション一覧:PDFファイル
5. 土木学会論文集・特集号(土木計画学)への投稿資格について
企画論文部門へ期限までに投稿された論文のうち,土木学会論文集・特集号(土木計画学)の投稿の手引に従った形式(ただし英文要旨は任意)で執筆され,かつ2ページ以上の分量である論文については,土木計画学研究・講演集に掲載される論文として見なされ,土木学会論文集・特集号(土木計画学)(以下,特集号と表記する)への投稿資格が得られます.論文タイトルと要旨のみで構成されており本文が記載されていないなど,定められた形式に従っていない原稿は,秋大会運営小委員会の判断により,土木計画学研究・講演集に掲載されません.その場合,土木学会論文集・特集号(土木計画学)への投稿資格は与えられませんのでご注意ください.ただし,特集号への投稿資格を満たさない投稿論文であっても,企画論文部門セッションで発表することは可能です.
また,論文投稿されたにも関わらず実際には秋大会にて発表されていない論文,およびSS部門へ投稿された論文についても,特集号への投稿資格はありません.詳しくは,計画学ホームページをご覧下さい.
https://jsce-ip.org/publications-journals/d3/
6. 論文投稿料について
企画部門の発表会投稿料は,講演1件につき5,940円です.発表会に参加するためには,別途参加登録が必要となりますのでご注意ください.SS部門は,1セッションにつき,9,900円(参加費別)です.なお,オーガナイザーによる採否決定(2024年8月30日(金))後のキャンセルは,一切認められません.発表(講演)を辞退されても,発表会投稿料として料金を請求させて頂きますので十分にご注意ください.
7. 参加申込みについて
発表会に参加される方(発表者,一般聴講者,オーガナイザー)は,ウェブサイト上で参加登録を行ってください.
- 参加費:一般5,940円,学生2,970円(発表会講演集代含む)
- 支払いはクレジットカード払い,もしくは,コンビニエンスストア払いのみ受け付けております.請求書の発行はできません.
- お支払い頂いた参加費は返金できませんのでご注意ください.
- 申込締切はクレジットカード決済が11月10日(日)17:00まで,コンビニエンスストア決済が11/3(日)17:00までとなっております.早めの申し込みをお願いいたします.
- 当日参加の受付は行いません.確実に発表会までの参加登録をお願いいたします.特に,共著者のうち他の発表の発表者となっていない学会参加者の参加登録漏れにご注意ください.
8. 問い合わせ先
土木計画学研究委員会秋大会運営小委員会
e-mail: keikaku70@jsce.or.jp
* 土木計画学研究委員会HP:http://www.jsce.or.jp/committee/ip/index.htm
土木学会論文集・特集号(土木計画学), Vol.79, No.20の最優秀論文選定について
土木学会論文集・特集号(土木計画学),Vol.79,No.20の優秀論文賞選定について
詳しくは,こちらをご覧ください。
バスサービスハンドブック改訂版 刊行のお知らせ
この度,『バスサービスハンドブック改訂版』が刊行されました.
本書は,『バスサービスハンドブック』(2006年11月刊行 ISBN:978-4-8106-0452-8)の改訂版であり,編集者は,土木学会 土木計画学研究委員会 規制緩和後におけるバスサービスに関する研究小委員会(初版出版時) [編集代表:喜多 秀行] です.以下はその紹介です(土木学会本体ホームページより).
― 地域社会を支える公共交通サービスの体系的なつくり方が身につく一冊 ―
生活を支える公共交通サービスは一種の社会資本といえる.本書は,バスサービスのみならず人々が生活を営む上で必要な公共交通サービス一般について, “それを確保するための地域社会の役割は何か” という視座に立ち, 確保すべきミニマム水準,社会的公平性,運賃と税による負担のあり方,公共調達,事業効率性などに関する地域社会としての基本方針とその実現方策,そのために必要な計画技術を体系的に解説したハンドブックである.公共交通計画に関する類書の多くが維持・改善の対象としているのが公共交通事業であるのに対し,本書で維持・改善しようとする対象は地域住民の生活である.平易な記述に努めており,全国の自治体担当者やコンサルタントにぜひ一読していただきたい.
ご関心ある方は,是非ご購入をご検討下さい.丸善からもご購入頂けます.
#108 インフラPPP事業における金融の果たす役割
Date
2024年3月13日
Venue
新宿区四谷一丁目 公社)土木学会講堂
NO.108 インフラPPP事業における金融の果たす役割
土木計画学セミナー 「インフラPPP事業における金融の果たす役割」
■セミナーの趣旨
我が国において、PFI・PPP 案件では,プロジェクトファイナンス(PF)を供与する金融機関によって民間事業者の事業審査とSPC 財務状況モニタリングが行われ、政府・自治体もそれを活用できることから、事業の安定的な実施に寄与できるとされているものの,我が国では、かかる金融の機能が具体的に有効に作用しているとの報告はほとんど聞かれない。
しかしながら、PFの事前の審査機能を通じて金融機関が齎す価値は、本来的にはこれに留まらない。本セミナーでは、PFを供与する金融機関の事前審査が、事業設計を担う公共主体や事業を実施する民間事業者に対してどのような価値を創造しているのかを改めて考察する。
また、ラオスにおける大型水力発電PPP事業に対するPF融資の経験を通じて、社会厚生的により望ましいファイナンスおよび PPP そのものの設計の在り方について併せて、インフラファイナンス研究小委員会での研究成果を踏まえて考察する。
■主催:土木学会 インフラファイナンス研究小委員会
■後援:一般財団法人海外投融資情報財団
■日時:2024年3月13日(水) 11:00 ~ 14:00(飲食持込可、但しゴミは自身で持ち帰り)
■会場:新宿区四谷一丁目 公社)土木学会講堂
■プログラム:
11:00~11:10 :委員長挨拶 安間匡明(インフラファイナンス研究小委員会委員長)
11:10~12:10 :PFI/PPP事業においてプロジェクトファイナンスが創出する価値 同上
12:10~12:30 :大型ダム事業を取り巻く環境 伊藤晋・新潟県立大学院教授
12:30~12:50 :ラオスナムニアップ1事業の事例 須内康史・双日㈱ワシントン事務所長
12:50~13:05 :コメント1、山林佳弘、㈱ニュージェック代表取締役社長
13:05~13:20 :コメント2、大西正光、京都大学大学院工学研究科 教授
13:20~14:00 :質疑応答
■参加者略歴
安間匡明:世界銀行出向、㈱国際協力銀行取締役、大和証券㈱顧問を経て、現在、一橋大学・福井県立大学の客員教授、PwCサステナビリティ合同会社執行役員常務。専門はインフラ官民連携とサステナビリティ経営。京都大学経済学部卒、LSE大学院Diploma(経済学)修了、東京大学博士(工学)
伊藤晋:国際協力銀行(JBIC)、国際協力機構(JICA)、中央大学等を経て、現在、新潟県立大学大学院国際地域学研究科教授、研究科長。専門は、国際開発政策、開発金融、東南アジア経済。博士(国際開発)。
須内康史:㈱国際協力銀行ワシントン事務所首席駐在員、管理部長、双日㈱インフラヘルスケア本部長補佐を経て双日米国会社ワシントン支店長(現任)、埼玉大学博士(経済学)
山林佳弘:1985年東京大学工学部土木工学科卒業、関西電力㈱入社、ラオス・ナムニアップ1発電会社社長、理事国際事業本部副事業本部長国際開発部門統括、㈱ニュージェック常務執行役員・技術本部副本部長を経て、2023年3月同社代表取締役社長
大西正光:京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻助教、京都大学防災研究所巨大災害研究センター准教授を経て、現在、京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻教授。専門は土木計画学、建設マネジメント、リスクガバナンス。京都大学博士(工学)
■参加費:無料
■方式:現地参加及びzoomの参加が可能です
■CPD あり
第69回土木計画学研究発表会・春大会(自由投稿型)【開催は終了いたしました】
Date
2024年5月25日(土)–26日(日)
Venue
北海道大学札幌キャンパス
第69回土木計画学研究発表会・春大会(自由投稿型)
実施要領
実施期日・開催場所
- 実施期日:2024年5月25日(土)・26日(日)
- 開催場所:北海道大学札幌キャンパス
- 開催場所へのアクセス・会場配置図・会議室の予約等のご案内は,開催校 Web サイト を参照してください.
発表会プログラム
暫定プログラムは下記から参照してください.
- 印刷用プログラム (PDF) [5/24版]
- 氏名・所属等,重要な修正事項がございましたら春大会運営小委員会までご連絡ください.
- 発表会までに発表取り下げ・セッション内での発表順序の変更などがある場合があります.発表会当日は必ず最新版をご参照の上ご来場ください.
- 参考:発表一覧データ (Google SpreadSheet) [5/11版]
発表要領
- 発表者の皆様は,発表要領 (PDF) をご確認の上ご準備ください.
参加申込み
参加申込サイト:土木学会本部行事参加フォーム
- 発表会に参加される方(発表者・セッション座長・一般聴講者等)は全員参加登録および参加費のお支払いが必要です.
- 参加費:一般 5,940 円,学生 2,970 円です.参加費の支払はクレジットカード決済(5/19(日) 17:00 まで)・コンビニエンスストア決済(5/12(日) 17:00 まで)のみです.請求書払いは対応しておりません.
- 当日参加の受付は行いません.確実に発表会までの参加登録をお願いいたします.特に,共著者のうち他の発表の発表者となっていない学会参加者の参加登録漏れにご注意ください.
講演申込み(論文投稿)
論文投稿
講演申込みは締め切りました.多数のご投稿ありがとうございました.
-
- 論文投稿料は講演1件につき 5,940 円です.投稿後に講演を辞退された場合であっても,論文投稿料を請求させていただきますのでご留意ください.投稿料の請求書は,4月下旬~5月上旬にメールにて配信される予定です.
- 発表会に参加するためには,別途参加登録が必要となりますのでご注意ください.
- 春大会への論文投稿は土木学会の正会員である必要はありません.後述する特集号へご投稿いただく場合は土木学会の正会員である必要があります.現在非会員で投稿を希望するみなさまは,お早めに入会手続きをお願いします.
発表希望分野の分類
以下から発表希望分野を選択してください.なお,プログラム編成の都合により第一希望に添えない場合があります.
- 発表希望分野Ⅰ(特別論文セッション)
充実した議論を実現するための「特別論文セッション」を実施します.特別論文セッションでは,最大で30編程度を採択し,論文内容を踏まえたコメントに基づいた議論を行います.- 投稿論文数・論文内容により,発表希望分野IIIでの発表となる場合があります.
- 1件当たりの持ち時間は45分です(発表25分・コメンテータによるコメント10分・討議10分).
- 特別論文セッションでの発表を希望される方は,8ページ以上の論文を投稿する必要があります.
- 発表者は投稿時に希望するコメンテータを伝えることができます.
- 発表希望分野II(手法等分野横断的区分)
研究対象ごとの発表区分(下記,発表希望分野III)に加えて,研究で用いた方法論に注目した分野横断的区分でセッションを構成します.分野横断的区分セッションで発表を希望される場合には,以下の5つから選択いただけます.さらに,ご希望の司会兼コメンテータを伝えることができ,これらの情報を参考に専門性の高い研究者への司会依頼を行うなどを検討します.発表希望分野IIの発表時間は12分を標準とします.なお,適切なセッションを組めない場合には,発表希望分野Ⅰのセッションでの発表になります.- 新分析手法:まだ適用事例の少ない統計的手法(例:機械学習的分析手法)や記述的研究(例:物語研究)などの有効性等を議論する研究
- 理論モデリング:実現象の理論的なモデリング,情報科学やゲーム理論などを駆使した手法について議論する研究
- 統計分析解釈:一般的な統計分析の考察が重要な位置を占めており,その内容や妥当性について重点的に議論する研究
- 海外事例:海外事例について集中的に議論したい研究
- その他:重点的に議論したい分野横断的内容があればそのキーワードを直接書いていただくことも可能です.
- 発表希望分野III(研究対象区分)
発表希望分野I・IIに当てはまらない発表については,下記の5分野から希望順に2つ選択し,キーワードから最大4つのキーワードを選んでください.適当なキーワードがない場合,投稿者によるキーワードを1つだけ加えてください.発表希望分野IIIの発表時間は12分を標準とします.- A. 計画論・計画情報:計画基礎論,計画手法論,システム分析,調査論,公共事業評価法,財源・制度論,プロジェクト構想,施工計画・管理,維持管理計画,意識調査分析,計画情報,情報処理,市民参加,GIS,リモートセンシング,測量,環境計画,防災計画,河川・水資源計画,ライフライン計画・設計,地球環境問題
- B. 地域・都市・景観:国土計画,地域計画,都市計画,地区計画,住宅立地,産業立地,人口分布,地価分析,土地利用,市街地整備,再開発,景観,公園・緑地,観光・余暇,空間設計,イメージ分析,土木史
- C. 交通現象分析:発生交通,目的地選択,交通手段選択,経路選択,出発時刻選択,活動分析,時間利用,交通行動調査,交通意識分析,交通行動分析,自動車保有・利用,駐車需要,交通ネットワーク分析,土地利用・交通・環境統合モデル,観光・余暇行動
- D. 交通基盤計画:総合交通計画,地区交通計画,公共交通計画,歩行者・自転車交通計画,道路計画,鉄道計画,空港・港湾計画,ターミナル計画,駐車場計画,物流計画
- E. 交通運用管理:交通流,交通容量,サービス水準,交通制御,交通管理,交通安全,交通情報,交通環境,公共交通運用,交通弱者対策,水上交通,空港管理,交通量計測,TDM,ITS,モビリティマネジメント(MM)
土木学会論文集D3(土木計画学)特集号への投稿
本研究発表会で発表された論文のうち,一定の条件を満足する論文については,土木学会論文集・特集号(土木計画学)への投稿資格が与えられます.詳しくは,論文募集要項を参考にしてください.特に,特集号へご投稿いただく場合は土木学会の正会員である必要があります.現在非会員で投稿を希望するみなさまは,お早めに入会手続きをお願いします.
優秀ポスター賞
ポスターセッションで発表された研究のうち,発表時点における学生(博士学生含む)については,優秀ポスター賞の選考対象となります.表彰は学会2日目のランチョンミーティングにおいて実施されます.本年度の受賞者はこちらの皆さんです.おめでとうございます.
CPD受講証明を必要とされる方へ
- 本研究発表会は土木学会継続教育CPD (Continuing Professional Development) プログラムの認定を受けています(JSCE24-0401,JSCE24-0402).受講証明書をご希望の方は現地会場の受付にて申請してください.
- 建設系CPD協議会加盟団体CPDシステム利用者は,各団体のルールに沿ってCPD単位の申請をお願いします.他団体へCPD単位を登録する場合はその団体の登録のルールに則って行われます.単位が認定されるかどうかは直接その団体にお問い合わせください.
注意事項
- 原則として口頭発表・ポスターセッションの全てについて対面で実施する予定であり,Web 配信は提供しません.
- 参加費の請求書払には対応していません.論文投稿料については請求書PDFを連絡先担当のアドレスに配信します.
- 参加費には土木計画学研究・講演集代も含まれます.参加登録時にIDを発行し,発表会前に原稿をウェブサイトよりダウンロードできるようにします.また,事前申込をされた方には講演集CD-ROMをお送りします.
- 行事参加費の決済(クレジットカード決済・コンビニエンスストア決済)完了後の返金はできません.参加費に含まれるもの(講演集CD-ROM等)は大会に参加されなかった場合でもお送りします.
- 学会としての昼食・朝食等の提供はなく,参加費は食事代を含みません.学会期間中に利用可能な食堂等については開催校 Web サイトの案内を参照してください.
- 今大会では一時保育サービスの提供はございません.
問い合わせ先
土木計画学研究委員会春大会運営小委員会
e-mail: keikaku69@jsce.or.jp