#107 30年先を見据えた交通計画
Date
2023年10月3日、10月26日
Venue
中央大学3号館14階セミナー室A,B会議室(31403,31404)
NO.107 土木計画学ワンデイセミナー 30年先を見据えた交通計画
土木計画学ワンデイセミナー 30年先を見据えた交通計画
1. 開催日時:
PARTⅠ:2023年10月 3日(火) 10:00-15:00
PARTⅡ:2023年10月26日(木) 10:00-17:00
2. 場所:
中央大学3号館14階セミナー室A,B会議室(31403,31404)
3. 定員:
80名
4. 参加費の有無:有
3000円(1回の支払いでPARTⅠ、PARTⅡの双方に参加できます)
5. タイトル:
PARTⅠ:30年先を見据えた交通計画 30年先に今の交通は何が変わるのか?
PARTⅡ:30年先の交通はどのようになるのか?(これから進むべき課題を議論)
6. 開催主旨:
本ワンデイセミナーは,2020年度より承認され活動を行っている「新しいモビリティサービスやモビリティツールの展開を前提とした交通計画論の包括的研究小委員会」が企画したセミナーである.本ワンデイセミナーは,小委員会で取り組んだ「将来の30年先の交通計画の再構築すべき方向性」に関する検討結果に基づき,30年先を見据えた、交通計画がどの様な方向に進むのか、あるいは進むべきかの考え方を示す。また、そのために、国土交通省の政策をおさらいしたうえで将来の交通の方向性について議論する.
また、その中で公共交通及びその周辺にかかわる交通計画の様々な地域課題や個別課題である、モビリティ・マネジメント、情報技術、シェアリング、小規模交通手段の交通計画などの方向性を議論する。さらに、新しい技術や計画論シェアリング、パーソナルモビリティの行方、ITSやMaaSなどの展望と方向性も議論する
なお,本ワンデイセミナーの対象者は,地域公共交通政策にかかわる自治体・国担当者,交通事業者,コンサルタント,研究者を想定しているが,興味を持たれる方は,だれでも参加可能としたい.
7. プログラム(敬称略)<8月25日現在の案、変更可能性あり>:
〇PARTⅠ:2023年10月3日(木)
1.はじめに 10:00~10:20
開会の挨拶 秋山 哲男(仮称新ブキャナン小委員会委員長・中央大学研究開発機構教授)
小委員会の取り組みと交通通政策・交通計画の課題
2.交通政策・交通計画の様々な課題 10:20~11:00
●コーディネーター・コメンテーター:秋山 哲男
2.1 住民参加:交通計画・計画技術における住民参加と情報技術等
猪井 博登 (富山大学 都市デザイン学部 准教授)
2.2 パーソナルな交通手段のシェアリングと多様な人の利用形態
吉田 長裕(大阪公立大学 大学院工学研究科 准教授)
2.3 バス・デマンド交通などの小規模公共交通の計画
竹内 龍介(中央大学研究開発機構)
3.地域課題+新しい交通マネジメントの提案 11:00~11:50
●コーディネーター:菅原 宏明 (八千代エンジニヤリング㈱ 技術創発研究所 副所長)
●コメンテーター:喜多 秀行 (神戸大学 名誉教授)
地域課題
3.1 観光:沖縄のツーリズム戦略とインフラと公共公通
神谷 大介 (琉球大学 工学部 工学科社会基盤デザインコース・教授)
3.2 大都市郊外:大都市郊外の都市形成と交通計画
有吉 亮(名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 社会的価値研究部門 特任准教授)
3.3 過疎地域・人口低密度地域:人口低密度地域の交通計画の在り方
吉田 樹(福島大学 経済経営学類 准教授(経済経営学類担当)
前橋工科大学 学術研究院 特任准教授(クロスアポイントメント)
3.4 人口低密度地域の交通事業者協同運行の可能性を求めて―日南町を例に-
秋山 哲男(中央大学研究開発機構教授)
藤田 光宏 (八千代エンジニヤリング(株)事業統括本部 国内事業部 道路・交通部)
休憩11:50~13:20
4.情報と人の安全の交通 13:20~14:00
●コーディネーター:中村 文彦(東京大学 大学院新領域創成学研究科 特任教授)
●コメンテーター:竹内 龍介(中央大学研究開発機構准教授)
4.1 自動運転情報技術による外部不経済の内部化と安全運転向上
小路 泰広(中央復建コンサルタンツ㈱東京本社 計画系部門 事業創生グループ)
4.2 情報技術を導入した交通計画:キャンパMaaSの実証的研究を通して
菅原 宏明 (八千代エンジニヤリング㈱ 技術創発研究所 副所長)
4.3 視覚障害者のモビリティと安全
稲垣 具志 (東京都市大学 建築都市デザイン学部 都市工学科 准教授)
5.討論 今回の議論の総括と次回に向けて 14:00~14:45
●コーディネーター:秋山 哲男(中央大学)、菅原 宏明(八千代エンジニヤリング㈱)
●コメンテーター:
全体の総括 喜多 秀行(神戸大学 名誉教授) 10分
中村 文彦(東京大学) 10分
6.閉会の挨拶 中村 文彦:(仮称新ブキャナン小委員会委員長
東京大学 大学院新領域創成学研究科 特任教授) 14:45
〇PARTⅡ:2023年10月26日(木) 10:00- 17:00
Ⅰ.はじめに 10:00~10:20
開会の挨拶 委員長 中村 文彦 (仮称新ブキャナン小委員会委員長)
(東京大学 大学院新領域創成学研究科 特任教授)
30年先を見据えた、交通計画がどの様な方向に進むのか、あるいは進むべきかの考え方を示す。
2.交通計画の考え方と将来展望 10:20~12:00
●コーディネーター:中村 文彦 (仮称新ブキャナン小委員会委員長・東京大学)
●コメンテーター:喜多 秀行 (神戸大学名誉教授)
移動と交通計画への問い?
2.1 30年後の交通計画のために今何をしなければならないか?
中村 文彦 (東京大学)
2.2 人はなぜ移動するのか?
大森 宣暁(地域デザイン科学部 社会基盤デザイン学科 教授)
情報を含むモビリティの在り方?
2.3 モビリティ新時代の都市交通計画へ:新しいアプローチを展望する
高見 淳史 (仮称新ブキャナン小委員会副委員長)
(東京大学大学院 工学系研究科 都市工学専攻 准教授)
2.4 ITSの経緯と展望
平沢 隆之 (高知大学 医学部 客員講師)
2.5 マーケッティング分野におけるICTの影響の実態とその形態
鈴木 克典 (北星学園大学 経済学部 経営情報学科 教授)
環境への対応をどうするか?
2.6 気候変動下における交通計画の在り方
室町 泰徳 (東京工業大学 環境・社会理工学院 教授)
昼食12:00~13:30
3.国土交通省における交通計画 13:30~14:30
●コーディネーター:竹内 龍介(中央大学研究開発機構准教授)
3.1 「地域のくらしを創るサステイナブルな 地域交通の実現に向けて」
墳﨑 正俊 (国土交通省 総合政策局 地域交通課長)
3.2 「MaaSを中心とする新しいモビリティサービス」
齋藤 喬 (国土交通省 総合政策局 モビリティサービス推進課長)
3.3 「地域交通の方向性」
森 哲也 (国土交通省 自動車局旅客課長)
休憩15分 14:45~16:00
4. ディスカッション:これからの交通をどのように考えるか? 14:45~16:30
●コーディネーター:秋山 哲男(中央大学)、中村 文彦(東京大学)
討論者:これからの交通は?
宇都宮 浄人(関西大学経済学部教授) 15分
原田 昇 (中央大学 理工学部教授) 15分
喜多 秀行 (神戸大学名誉教授) 15分
5.閉会の挨拶 秋山 哲男(中央大学・仮称新ブキャナン小委員会委員長) 16:30
17:00~18:30 懇親会
8. 参加申込:以下のフォームにて,申し込んでください
活動記録2022-2023
最新の情報は,小委員会webページをご参照ください.
- 第11回小委員会(2023/6/1(木)17:00-19:00)
- 今後の活動方針
- 運営会議(2023/4/14(金)10:00-11:30)
- 第66回土木計画学研究発表会・秋大会(企画提案型)琉球大学千原キャンパス(2022/11/13(日)時間帯8(13:15-14:45),時間帯9(15:00-16:30) 「4 革新的技術の都市・地域への導入に伴う合意形成上の課題(1)(2)」セッション
- デジタル社会の実現に向けた新たなインフラ整備における市民合意形成上の課題, 矢嶋宏光((株)三菱総合研究所)・小瀬木祐二・柴田立
- スマートシティの「データ」に関連するELSIの整理, 松浦正浩(明治大学公共政策大学院)・TRA MY NGUYEN THI・標葉隆馬
- 中国における社会信用システムの支持構造とプライバシーの価値:評価対象行動別の比較, Lulu Zhang(東北大学大学院)・青木俊明
- 新しいモビリティの公園への導入からみる地方都市への展開可能性, 安藤良輔((公財)豊田都市交通研究所)・小林秀平・高桑俊康・川澄奈美
- コネクテッドされた公共空間での移動ルールに対する合意形成とエンベロープ理論の意義, 屋井鉄雄(東京工業大学)・Lubing Zou
- 都市・地域での革新的技術の導入に対する一般市民と専門家の意識のズレ, 西堀泰英(大阪工業大学)・野田和樹・寺部慎太郎
- 将来の不確実性を考慮した地域計画の計画プロセス, 石神孝裕((一財)計量計画研究所)・稲原宏・石井良治・磯野昂士
- 交通分野の技術革新が経済活動の空間分布に与える影響:空間経済モデルを活用したシナリオ分析, 杉本達哉(八千代エンジニヤリング(株))・高山雄貴・高木朗義
- 交通計画における若年無関心層の関心を喚起する手法の検討, 松尾澪(東京理科大学大学院)・寺部慎太郎・柳沼秀樹・海野遥香・鈴木雄
- 第10回小委員会(2022/05/20(金)13:00-15:00)14名参加
- 谷口綾子:「クルマ」と「自動化するクルマ」に対する社会的受容
- 伊原隼人:水害を経験した市町村における減災型水害対策の策定経緯に関する研究:-計画論と技術論の観点から-
- 秋大会企画テーマの応募案
- 今後の活動方針,とりまとめに向けた委員への宿題
第68回土木計画学研究発表会・秋大会(企画提案型)
Date
2023年11月24日(金)・25日(土)・26日(日)
Venue
東京都立大学 南大沢キャンパス
第68回土木計画学研究発表会・秋大会
第68回土木計画学研究発表会秋大会(企画提案型)の概要について,以下のとおりお知らせいたします.
- 実施期日・開催場所
実施期日:2023年11月24日(金)・25日(土)・26日(日)
開催場所:東京都立大学 南大沢キャンパス
・開催場所へのアクセスに関する情報は,後日,開催校ウェブサイトにおいて公開いたします.
- 発表プログラム・大会スケジュール
・プログラム内容は変更される可能性がございます.
・大会参加者には発表会前(10月下旬を予定)に論文をHPよりダウンロードできるようにいたします.
○11月24日(金)
10:00~13:00 エクスカーション
・詳細は後日に公開いたします.
15:00~16:00 委員会報告(東京都心の会場を予定)
16:00~17:30 招待講演(東京都心の会場を予定)
・土木学会賞 論文賞:河瀬 理貴(東京工業大学)「TBA」
・土木学会賞 論文奨励賞:中西 航(金沢大学)「TBA」
・24日には企画セッション・スペシャルセッションは行いません.
○11月25日(土)
9:00~18:15 企画・スペシャルセッション(東京都立大学 南大沢キャンパス)
19:00~ 懇親会(八王子市内の会場を予定)
・懇親会に関する情報は,後日,開催校ウェブサイトにおいて公開いたします.
・懇親会への参加は任意です.懇親会の会費は発表会の参加費には含まれません.
○11月26日(日)
9:00~16:30 企画・スペシャルセッション(東京都立大学 南大沢キャンパス)
- 開催校ウェブサイト
現在製作中です.完成次第,ウェブサイトへのリンクを掲載いたします.
会場へのアクセスなどの情報は,開催校ウェブサイトにて発信いたします.
- 論文提出方法
・論文の募集は終了しました.応募した発表が採択された方のみ,原稿を投稿できます.
・企画論文部門,スペシャルセッション部門のいずれもHPより提出してください.郵送での提出は受け付けません.
○企画論文部門
発表会前原稿提出締切:2023年10月13日(金)正午まで
提出先HP: https://www.gakkai-web.net/jsce/ip_au/
PDFファイル形式の原稿(土木学会論文集フォーマット,ただし英文要旨は任意,上限20ページ,PDFファイル容量の上限3.0メガバイト)をHPより投稿してください.これを用いて講演集を作成します.講演論文の執筆要領は,HPをご参照ください.
※ 企画論文部門では,締切日までにご投稿頂けない場合は講演集には論文が掲載されず,論文タイトル及び著者名の表記のみとなります.
○スペシャルセッション(SS)部門
SS部門ではPDFファイル形式原稿の事前投稿も可能ですが,提出せずに発表していただいても結構です.事前投稿については,2023年10月13日(金)正午までに,PDFファイル形式の原稿をHPより投稿してください.
提出先HP: https://www.gakkai-web.net/jsce/ip_ss/
- 土木学会論文集D3(土木計画学)特集号への投稿資格について
企画論文部門へ期限までに投稿された論文のうち,土木学会論文集D3の投稿の手引に従った形式(ただし英文要旨は任意)で執筆され,かつ2ページ以上の分量である論文については,土木計画学研究・講演集に掲載される論文として見なされ,土木学会論文集D3(土木計画学)特集号(以下,特集号と表記する)への投稿資格が得られます.論文タイトルと要旨のみで構成されており本文が記載されていないなど、定められた形式に従っていない原稿は,秋大会運営小委員会の判断により,土木計画学研究・概要集に掲載されません.その場合,土木学会論文集D3(土木計画学)特集号への投稿資格は与えられませんのでご注意ください.ただし,特集号への投稿資格を満たさない投稿論文であっても、企画論文部門セッションで発表することは可能です.
また,論文投稿されたにも関わらず実際には秋大会にて発表されていない論文,およびSS部門へ投稿された論文についても,特集号への投稿資格はありません.詳しくは,計画学ホームページをご覧下さい.
http://www.jsce.or.jp/committee/ip/monograph/file/journal-s-tebiki.pdf
- 論文投稿料について
企画部門の発表会投稿料は,講演1件につき5,940円です.発表会に参加するためには,別途参加登録が必要となりますのでご注意ください.SS部門は,1セッションにつき,9,900円(参加費別)です.なお,オーガナイザーによる採否決定(2023年9月1日(金))後のキャンセルは,一切認められません.発表(講演)を辞退されても,発表会投稿料として料金を請求させて頂きますので十分にご注意ください.
- 参加申込みについて
発表会に参加される方(発表者,一般聴講者,オーガナイザー)は,ウェブサイト上で参加登録を行ってください.参加登録ウェブサイトは後日開設いたします.参加登録後,参加費:一般5,940円,学生2,970円をご請求いたします.これには発表会講演集代も含まれます.また参加登録時にIDを発行し,それにより発表会前に原稿をウェブサイトよりダウンロードできるようにいたします.
なお,支払いはコンビニエンスストア払い,もしくは,クレジットカード払いのみ受け付けております.お支払い頂いた参加費は返金できませんのでご注意ください.発表会当日,現地における参加申込みも承っておりますが,来場者の管理を行うためにできるだけ事前の参加登録をお願いいたします.また,当日現金払いでの申込は受付いたしません.当日受付分は,後日にコンビニエンスストア払い,もしくは,クレジットカード払いにて支払いを行っていただきます.
- 問い合わせ先
土木計画学研究委員会秋大会運営小委員会
e-mail: keikaku68@jsce.or.jp
※土木計画学研究委員会HP http://www.jsce.or.jp/committee/ip/index.htm
#106 権利と効率のストック効果の理論と実践
Date
2023年3月27日
Venue
土木学会講堂(JR四ツ谷駅より徒歩3分)
NO.106 権利と効率のストック効果の理論と実践
土木計画学ワンデイセミナー 権利と効率のストック効果の理論と実践
■日時: 2023年3月27日(月)13:30~16:30
■主催: 権利と効率のストック効果に関する研究小委員会(委員長:小池淳司)
■場所: 土木学会講堂(JR四ツ谷駅より徒歩3分)
■定員:対面:40名
オンライン(Zoom):500名
※対面とオンラインのハイブリッド形式
■参加費: 無料
■セミナーの趣旨:
土木計画学の研究小委員会として活動してきました「権利と効率のストック効果に関する研究小委員会(委員長:小池淳司)」の活動成果および国土交通省の新道路技術会議の技術研究開発制度により取り組んでいる「権利と効率のストック効果に基づく社会的意思決定方法と実用的なストック効果計測手法の開発」の取り組み状況について,政策評価実務の現状をふまえながら議論します.
■セミナーの主な対象者:
社会資本整備の評価実務に関心のある研究者・実務者・行政職員等の皆様の参加をお待ちしております.
■プログラム:
1.セミナーの開催趣旨
・小池淳司(神戸大学)
2.話題提供
・井上圭介(国交省道路局):国交省道路局の事業評価について
・小池淳司(神戸大):権利と効率のストック効果とは何か?
・瀬谷創(神戸大):権利から考える計画手法について
・山田順之(鹿島建設):権利からみた各国の政策(X-minute city構想)について
・佐藤啓輔(復建調査設計):効率の観点からの事業評価改善方針について
3.議論
■参加申込方法:土木学会ホームページからお申込みください。
オンライン参加の申し込み
「https://www.jsce.or.jp/events/form/4022021」
対面参加の申し込み
「https://www.jsce.or.jp/events/form/402202」
■CPD単位:2.9単位
対面参加の方は行事終了後に受付にてお渡しいたします。オンライン参加の方は、CPD受講証明発行用アンケートに回答していただくことで発行させていただきます。
ZoomURLの配信と共に、申請用のURLをお送りいたしますので、こちらから申請をお願いいたします。
※建設系CPD協議会加盟団体CPDシステム利⽤者は、各団体のルールに沿って、CPD単位の申請をお願い致します。
※他団体へCPD単位を登録する場合は、その団体の登録のルールに則って行われます。単位が認定されるかどうかは、直接その団体にお問合せください。
【セミナー当日の動画】
https://www.dropbox.com/s/qo0bvdies51uhf9/GMT20230327-041942_Recording_1920x1080.mp4?dl=0