土木学会論文集・特集号(土木計画学), Vol.79, No.20の最優秀論文選定について

土木学会論文集・特集号(土木計画学),Vol.79,No.20の優秀論文賞選定について


土木学会論文集・特集号(土木計画学),Vol.79,No.20に掲載の審査付き論文75編の中から,各審査分野学術小委員の推薦の結果,以下の3編が優秀論文賞に選ばれした。
・ユーザ識別子付きスマホ位置情報を用いた大規模事業所エリアの出勤時刻分析-時差出勤エリアマネジメントの実現に向けて
 著者: 大塚 理恵子, 伊藤 昌毅, 太田 恒平, 瀬崎 薫
・合流支援情報提供システム(DAY2システム)の効果検証実験
 著者: 中川 敏正, 井坪 慎二, 関谷 浩孝, 石原 雅晃, 湯浅 克彦, 花守 輝明, 中田 諒,藤村 亮太
・ 生活道路における車道外側線の設置に関する考察
 著者: 多田 弘, 出村 嘉史, 倉内 文孝

詳しくは,こちらをご覧ください。


#108 インフラPPP事業における金融の果たす役割

Date

2024年3月13日

Venue

新宿区四谷一丁目 公社)土木学会講堂

NO.108 インフラPPP事業における金融の果たす役割


土木計画学セミナー 「インフラPPP事業における金融の果たす役割」

■セミナーの趣旨
我が国において、PFI・PPP 案件では,プロジェクトファイナンス(PF)を供与する金融機関によって民間事業者の事業審査とSPC 財務状況モニタリングが行われ、政府・自治体もそれを活用できることから、事業の安定的な実施に寄与できるとされているものの,我が国では、かかる金融の機能が具体的に有効に作用しているとの報告はほとんど聞かれない。

しかしながら、PFの事前の審査機能を通じて金融機関が齎す価値は、本来的にはこれに留まらない。本セミナーでは、PFを供与する金融機関の事前審査が、事業設計を担う公共主体や事業を実施する民間事業者に対してどのような価値を創造しているのかを改めて考察する。

また、ラオスにおける大型水力発電PPP事業に対するPF融資の経験を通じて、社会厚生的により望ましいファイナンスおよび PPP そのものの設計の在り方について併せて、インフラファイナンス研究小委員会での研究成果を踏まえて考察する。

■主催:土木学会 インフラファイナンス研究小委員会

■後援:一般財団法人海外投融資情報財団

■日時:2024年3月13日(水) 11:00 ~ 14:00(飲食持込可、但しゴミは自身で持ち帰り)

■会場:新宿区四谷一丁目 公社)土木学会講堂

■プログラム:

11:00~11:10      :委員長挨拶 安間匡明(インフラファイナンス研究小委員会委員長)

11:10~12:10    :PFI/PPP事業においてプロジェクトファイナンスが創出する価値 同上

12:10~12:30    :大型ダム事業を取り巻く環境 伊藤晋・新潟県立大学院教授

12:30~12:50     :ラオスナムニアップ1事業の事例 須内康史・双日㈱ワシントン事務所長

12:50~13:05      :コメント1、山林佳弘、㈱ニュージェック代表取締役社長

13:05~13:20      :コメント2、大西正光、京都大学大学院工学研究科 教授

13:20~14:00    :質疑応答

■参加者略歴

安間匡明:世界銀行出向、㈱国際協力銀行取締役、大和証券㈱顧問を経て、現在、一橋大学・福井県立大学の客員教授、PwCサステナビリティ合同会社執行役員常務。専門はインフラ官民連携とサステナビリティ経営。京都大学経済学部卒、LSE大学院Diploma(経済学)修了、東京大学博士(工学)

伊藤晋:国際協力銀行(JBIC)、国際協力機構(JICA)、中央大学等を経て、現在、新潟県立大学大学院国際地域学研究科教授、研究科長。専門は、国際開発政策、開発金融、東南アジア経済。博士(国際開発)。

須内康史:㈱国際協力銀行ワシントン事務所首席駐在員、管理部長、双日㈱インフラヘルスケア本部長補佐を経て双日米国会社ワシントン支店長(現任)、埼玉大学博士(経済学)

山林佳弘:1985年東京大学工学部土木工学科卒業、関西電力㈱入社、ラオス・ナムニアップ1発電会社社長、理事国際事業本部副事業本部長国際開発部門統括、㈱ニュージェック常務執行役員・技術本部副本部長を経て、2023年3月同社代表取締役社長

大西正光:京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻助教、京都大学防災研究所巨大災害研究センター准教授を経て、現在、京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻教授。専門は土木計画学、建設マネジメント、リスクガバナンス。京都大学博士(工学)

 

■参加費:無料

■方式:現地参加及びzoomの参加が可能です

■CPD あり


第69回土木計画学研究発表会・春大会(自由投稿型)



Date



2024年5月25日(土)–26日(日)



Venue


北海道大学札幌キャンパス





第69回土木計画学研究発表会・春大会(自由投稿型)



実施要領

開催の概要は次の通りです.

  • 実施期日:2024年5月25日(土)・26日(日)
  • 開催場所:北海道大学札幌キャンパス
  • 開催場所へのアクセス・会議室の予約等のご案内は,開催校 Web サイトにより後日公開予定です.

参加申込み

参加申込サイト:土木学会本部行事参加フォーム

  • 発表会に参加される方(発表者・セッション座長・一般聴講者等)は全員参加登録および参加費のお支払いが必要です.
  • 参加費:一般 5,940 円,学生 2,970 円です.参加費の支払はクレジットカード決済(5/19(日) 17:00 まで)・コンビニエンスストア決済(5/12(日) 17:00 まで)のみです.請求書払いは対応しておりません.
  • 当日参加の受付は行いません.確実に発表会までの参加登録をお願いいたします.特に,共著者のうち他の発表の発表者となっていない学会参加者の参加登録漏れにご注意ください.

発表会プログラム

暫定のプログラム・データは下記から参照してください.印刷用プログラムは4月中に公開予定です.

講演申込み(論文投稿)

論文投稿

講演申込みは締め切りました.多数のご投稿ありがとうございました.

  • 論文投稿料は講演1件につき 5,940 円です.投稿後に講演を辞退された場合であっても,論文投稿料を請求させていただきますのでご留意ください.投稿料の請求書は,4月下旬~5月上旬にメールにて配信される予定です.
  • 発表会に参加するためには,別途参加登録が必要となりますのでご注意ください.
  • 春大会への論文投稿は土木学会の正会員である必要はありません.後述する特集号へご投稿いただく場合は土木学会の正会員である必要があります.現在非会員で投稿を希望するみなさまは,お早めに入会手続きをお願いします.
  • 新年度に所属が変更となる方は,4月初〜中旬頃に登録情報の変更期間があります.案内メールが配信されるのをお待ちください.

発表希望分野の分類

以下から発表希望分野を選択してください.なお,プログラム編成の都合により第一希望に添えない場合があります.

  1. 発表希望分野Ⅰ(特別論文セッション)
    充実した議論を実現するための「特別論文セッション」を実施します.特別論文セッションでは,最大で30編程度を採択し,論文内容を踏まえたコメントに基づいた議論を行います.

    • 投稿論文数・論文内容により,発表希望分野IIIでの発表となる場合があります.
    • 1件当たりの持ち時間は45分です(発表25分・コメンテータによるコメント10分・討議10分).
    • 特別論文セッションでの発表を希望される方は,8ページ以上の論文を投稿する必要があります.
    • 発表者は投稿時に希望するコメンテータを伝えることができます.
  2. 発表希望分野II(手法等分野横断的区分)
    研究対象ごとの発表区分(下記,発表希望分野III)に加えて,研究で用いた方法論に注目した分野横断的区分でセッションを構成します.分野横断的区分セッションで発表を希望される場合には,以下の5つから選択いただけます.さらに,ご希望の司会兼コメンテータを伝えることができ,これらの情報を参考に専門性の高い研究者への司会依頼を行うなどを検討します.発表希望分野IIの発表時間は12分を標準とします.なお,適切なセッションを組めない場合には,発表希望分野Ⅰのセッションでの発表になります.

    • 新分析手法:まだ適用事例の少ない統計的手法(例:機械学習的分析手法)や記述的研究(例:物語研究)などの有効性等を議論する研究
    • 理論モデリング:実現象の理論的なモデリング,情報科学やゲーム理論などを駆使した手法について議論する研究
    • 統計分析解釈:一般的な統計分析の考察が重要な位置を占めており,その内容や妥当性について重点的に議論する研究
    • 海外事例:海外事例について集中的に議論したい研究
    • その他:重点的に議論したい分野横断的内容があればそのキーワードを直接書いていただくことも可能です.
  3. 発表希望分野III(研究対象区分)
    発表希望分野I・IIに当てはまらない発表については,下記の5分野から希望順に2つ選択し,キーワードから最大4つのキーワードを選んでください.適当なキーワードがない場合,投稿者によるキーワードを1つだけ加えてください.発表希望分野IIIの発表時間は12分を標準とします.

    • A. 計画論・計画情報:計画基礎論,計画手法論,システム分析,調査論,公共事業評価法,財源・制度論,プロジェクト構想,施工計画・管理,維持管理計画,意識調査分析,計画情報,情報処理,市民参加,GIS,リモートセンシング,測量,環境計画,防災計画,河川・水資源計画,ライフライン計画・設計,地球環境問題
    • B. 地域・都市・景観:国土計画,地域計画,都市計画,地区計画,住宅立地,産業立地,人口分布,地価分析,土地利用,市街地整備,再開発,景観,公園・緑地,観光・余暇,空間設計,イメージ分析,土木史
    • C. 交通現象分析:発生交通,目的地選択,交通手段選択,経路選択,出発時刻選択,活動分析,時間利用,交通行動調査,交通意識分析,交通行動分析,自動車保有・利用,駐車需要,交通ネットワーク分析,土地利用・交通・環境統合モデル,観光・余暇行動
    • D. 交通基盤計画:総合交通計画,地区交通計画,公共交通計画,歩行者・自転車交通計画,道路計画,鉄道計画,空港・港湾計画,ターミナル計画,駐車場計画,物流計画
    • E. 交通運用管理:交通流,交通容量,サービス水準,交通制御,交通管理,交通安全,交通情報,交通環境,公共交通運用,交通弱者対策,水上交通,空港管理,交通量計測,TDM,ITS,モビリティマネジメント(MM)

土木学会論文集D3(土木計画学)特集号への投稿

本研究発表会で発表された論文のうち,一定の条件を満足する論文については,土木学会論文集・特集号(土木計画学)への投稿資格が与えられます.詳しくは,論文募集要項を参考にしてください.特に,特集号へご投稿いただく場合は土木学会の正会員である必要があります.現在非会員で投稿を希望するみなさまは,お早めに入会手続きをお願いします.

優秀ポスター賞

ポスターセッションで発表された研究のうち,発表時点における学生(博士学生含む)については,優秀ポスター賞の選考対象となります.表彰は学会2日目のランチョンミーティングにおいて実施されます.

CPD受講証明を必要とされる方へ

  • 本研究発表会は土木学会継続教育CPD (Continuing Professional Development) プログラムの認定を受けています(JSCE24-0401,JSCE24-0402).受講証明書をご希望の方は現地会場の受付にて申請してください.
  • 建設系CPD協議会加盟団体CPDシステム利用者は,各団体のルールに沿ってCPD単位の申請をお願いします.他団体へCPD単位を登録する場合はその団体の登録のルールに則って行われます.単位が認定されるかどうかは直接その団体にお問い合わせください.

注意事項

  • 原則として口頭発表・ポスターセッションの全てについて対面で実施する予定であり,Web 配信は提供しません.
  • 参加費の請求書払には対応していません.論文投稿料については請求書PDFを連絡先担当のアドレスに配信します.
  • 参加費には土木計画学研究・講演集代も含まれます.参加登録時にIDを発行し,発表会前に原稿をウェブサイトよりダウンロードできるようにします.また,事前申込をされた方には講演集CD-ROMをお送りします.
  • 行事参加費の決済(クレジットカード決済・コンビニエンスストア決済)完了後の返金はできません.参加費に含まれるもの(講演集CD-ROM等)は大会に参加されなかった場合でもお送りします.
  • 学会としての昼食・朝食等の提供はなく,参加費は食事代を含みません.学会期間中に利用可能な食堂等については開催校 Web サイトの案内を参照してください.

問い合わせ先

土木計画学研究委員会春大会運営小委員会

e-mail: keikaku69@jsce.or.jp


第68回土木計画学研究発表会・秋大会(企画提案型)

Date

2023年11月24日(金)・25日(土)・26日(日)

Venue

東京都立大学 南大沢キャンパス

第68回土木計画学研究発表会・秋大会


第68回土木計画学研究発表会秋大会(企画提案型)の概要について,以下のとおりお知らせいたします.

 

  • 実施期日・開催場所

実施期日:2023年11月24日(金)・25日(土)・26日(日)

開催場所:
・ベルサール西新宿(24日)
・東京都立大学 南大沢キャンパス(25日・26日)

 

  • 開催校ウェブサイト

会場へのアクセスや懇親会などの情報は,開催校ウェブサイトにて発信いたします.

https://www.ip68.tokyo

 

  • 参加申込みについて

発表会に参加される方(発表者,一般聴講者,オーガナイザー)は,土木学会行事参加申込ホームページから参加登録を行ってください.

https://www.jsce.or.jp/events

参加登録後,参加費:一般5,940円,学生2,970円をご請求いたします.これには発表会講演集CD-ROMの代金も含まれます.

支払いはコンビニエンスストア払い,もしくは,クレジットカード払いのみ受け付けております.お支払い頂いた参加費は返金できませんのでご注意ください.

事前参加申込の締切は11月19日(日)です.来場者の管理を行うために,できるだけ事前の参加登録をお願いいたします.

締切日を過ぎてからの参加登録は,行事当日に会場にて受付いたします.当日現金払いでの申込は受付いたしませんのでご了承ください.当日受付分は,後日にコンビニエンスストア払い,もしくは,クレジットカード払いにて支払いを行っていただきます.

 

  • 発表プログラム・大会スケジュール

全体プログラム2023/11/13版

セッション別プログラム2023/11/13版

・プログラム内容は変更される可能性がございます.
・大会参加者には発表会前に論文をHPよりダウンロードできるようにいたします.

○11月24日(金)
10:00~13:00 エクスカーション
・詳細と申込方法は開催校ウェブサイトをご覧ください.
https://www.ip68.tokyo/event

15:00~16:00 委員会報告(ベルサール西新宿1階ホール)
16:00~17:30 招待講演(ベルサール西新宿1階ホール)
・土木学会賞 論文賞:河瀬 理貴(東京工業大学)「商業ロジスティクス最適化から見た人道支援ロジスティクスにおける救援物資在庫モデルの展望」
・土木学会賞 論文奨励賞:中西 航(金沢大学)「データ規模とモデル選択に関する一考察: 区間別 Fundamental Diagram 推定を例に」

・ベルサール西新宿へのアクセスは公式サイトをご覧ください.
https://www.bellesalle.co.jp/shisetsu/shinjuku/bs_nishishinjuku/access/

・委員会報告と招待講演はベルサール西新宿における会場参加,および,Zoomウェビナーによるオンライン参加が可能です.
・会場参加とオンライン参加のどちらも事前登録が必要です.研究発表会の参加登録とは別に行う必要がございます.
・会場参加をご希望の方の登録先(座席数に限りがございます):https://www.jsce.or.jp/events/form/4023912
・オンライン参加をご希望の方の登録先:https://www.jsce.or.jp/events/form/4023913
・オンライン参加の登録をされた方には,ZoomウェビナーへのURLを送信いたします.

・24日には企画セッション・スペシャルセッションは行いません.

○11月25日(土)
9:00~18:15 企画・スペシャルセッション(東京都立大学 南大沢キャンパス)
19:15~ 懇親会(京王プラザホテル八王子)

・懇親会への参加は任意です.懇親会の会費は発表会の参加費には含まれません.
・懇親会に関する情報と申込方法は,開催校ウェブサイトをご覧ください.
https://www.ip68.tokyo/event

○11月26日(日)
9:00~16:30 企画・スペシャルセッション(東京都立大学 南大沢キャンパス)

 

  • 発表要領

下記リンク先のPDFファイルをご参照ください.

第68回研究発表会発表要領

 

  • 論文提出方法

論文の募集・投稿は終了しました.

 

  • 土木学会論文集D3(土木計画学)特集号への投稿資格について

企画論文部門へ期限までに投稿された論文のうち,土木学会論文集D3の投稿の手引に従った形式(ただし英文要旨は任意)で執筆され,かつ2ページ以上の分量である論文については,土木計画学研究・講演集に掲載される論文として見なされ,土木学会論文集D3(土木計画学)特集号(以下,特集号と表記する)への投稿資格が得られます.論文タイトルと要旨のみで構成されており本文が記載されていないなど、定められた形式に従っていない原稿は,秋大会運営小委員会の判断により,土木計画学研究・概要集に掲載されません.その場合,土木学会論文集D3(土木計画学)特集号への投稿資格は与えられませんのでご注意ください.ただし,特集号への投稿資格を満たさない投稿論文であっても、企画論文部門セッションで発表することは可能です.

また,論文投稿されたにも関わらず実際には秋大会にて発表されていない論文,およびSS部門へ投稿された論文についても,特集号への投稿資格はありません.詳しくは,計画学ホームページをご覧下さい.

https://jsce-ip.org/publications-journals/d3/

 

  • 論文投稿料について

企画部門の発表会投稿料は,講演1件につき5,940円です.発表会に参加するためには,別途参加登録が必要となりますのでご注意ください.SS部門は,1セッションにつき,9,900円(参加費別)です.なお,オーガナイザーによる採否決定(2023年9月1日(金))後のキャンセルは,一切認められません.発表(講演)を辞退されても,発表会投稿料として料金を請求させて頂きますので十分にご注意ください.

 

  • CPDについて

▼ CPD受講証明を必要とされる方へ

本研究発表会は,土木学会継続教育CPDプログラムの認定を受けております.受講証明書をご希望の方は,現地会場の受付にて申請をお願いいたします.

建設系CPD協議会加盟団体CPDシステム利用者は,各団体のルールに沿って,CPD単位の申請をお願い致します.他団体へCPD単位を登録する場合は,その団体の登録のルールに則って行われます.単位が認定されるかどうかは,直接その団体にお問合せください.

 

  • 問い合わせ先

土木計画学研究委員会秋大会運営小委員会

e-mail: keikaku68@jsce.or.jp

※土木計画学研究委員会HP http://www.jsce.or.jp/committee/ip/index.htm


#107 30年先を見据えた交通計画

Date

2023年10月3日、10月26日

Venue

中央大学3号館14階セミナー室A,B会議室(31403,31404)

NO.107 30年先を見据えた交通計画


土木計画学ワンデイセミナー 30年先を見据えた交通計画

1. 開催日時:
PARTⅠ:2023年10月 3日(火) 10:00-15:00
PARTⅡ:2023年10月26日(木) 10:00-17:00

2. 場所:
中央大学3号館14階セミナー室A,B会議室(31403,31404)

3. 定員:
80名

4. 参加費の有無:有
3000円(1回の支払いでPARTⅠ、PARTⅡの双方に参加できます)

5. タイトル:
PARTⅠ:30年先を見据えた交通計画  30年先に今の交通は何が変わるのか?
PARTⅡ:30年先の交通はどのようになるのか?(これから進むべき課題を議論)

6. 開催主旨:
本ワンデイセミナーは,2020年度より承認され活動を行っている「新しいモビリティサービスやモビリティツールの展開を前提とした交通計画論の包括的研究小委員会」が企画したセミナーである.本ワンデイセミナーは,小委員会で取り組んだ「将来の30年先の交通計画の再構築すべき方向性」に関する検討結果に基づき,30年先を見据えた、交通計画がどの様な方向に進むのか、あるいは進むべきかの考え方を示す。また、そのために、国土交通省の政策をおさらいしたうえで将来の交通の方向性について議論する.
また、その中で公共交通及びその周辺にかかわる交通計画の様々な地域課題や個別課題である、モビリティ・マネジメント、情報技術、シェアリング、小規模交通手段の交通計画などの方向性を議論する。さらに、新しい技術や計画論シェアリング、パーソナルモビリティの行方、ITSやMaaSなどの展望と方向性も議論する
なお,本ワンデイセミナーの対象者は,地域公共交通政策にかかわる自治体・国担当者,交通事業者,コンサルタント,研究者を想定しているが,興味を持たれる方は,だれでも参加可能としたい.

7. プログラム(敬称略)<8月25日現在の案、変更可能性あり>:

〇PARTⅠ:2023年10月3日(木)
1.はじめに 10:00~10:20
開会の挨拶 秋山 哲男(仮称新ブキャナン小委員会委員長・中央大学研究開発機構教授)
小委員会の取り組みと交通通政策・交通計画の課題

2.交通政策・交通計画の様々な課題 10:20~11:00
●コーディネーター・コメンテーター:秋山 哲男
2.1 住民参加:交通計画・計画技術における住民参加と情報技術等
猪井 博登 (富山大学 都市デザイン学部 准教授)
2.2 パーソナルな交通手段のシェアリングと多様な人の利用形態
吉田 長裕(大阪公立大学 大学院工学研究科 准教授)
2.3 バス・デマンド交通などの小規模公共交通の計画
竹内 龍介(中央大学研究開発機構)

3.地域課題+新しい交通マネジメントの提案 11:00~11:50
●コーディネーター:菅原 宏明 (八千代エンジニヤリング㈱ 技術創発研究所 副所長)
●コメンテーター:喜多 秀行 (神戸大学 名誉教授)
地域課題
3.1 観光:沖縄のツーリズム戦略とインフラと公共公通
神谷 大介 (琉球大学 工学部 工学科社会基盤デザインコース・教授)
3.2 大都市郊外:大都市郊外の都市形成と交通計画
有吉 亮(名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 社会的価値研究部門 特任准教授)
3.3 過疎地域・人口低密度地域:人口低密度地域の交通計画の在り方
吉田 樹(福島大学 経済経営学類 准教授(経済経営学類担当)
前橋工科大学 学術研究院 特任准教授(クロスアポイントメント)
3.4 人口低密度地域の交通事業者協同運行の可能性を求めて―日南町を例に-
秋山 哲男(中央大学研究開発機構教授)
藤田 光宏 (八千代エンジニヤリング(株)事業統括本部 国内事業部 道路・交通部)

休憩11:50~13:20

4.情報と人の安全の交通 13:20~14:00
●コーディネーター:中村 文彦(東京大学 大学院新領域創成学研究科 特任教授)
●コメンテーター:竹内 龍介(中央大学研究開発機構准教授)
4.1 自動運転情報技術による外部不経済の内部化と安全運転向上
小路 泰広(中央復建コンサルタンツ㈱東京本社 計画系部門 事業創生グループ)
4.2 情報技術を導入した交通計画:キャンパスMaaSの実証的研究を通して
菅原 宏明 (八千代エンジニヤリング㈱ 技術創発研究所 副所長)
4.3 視覚障害者のモビリティと安全
稲垣 具志 (東京都市大学 建築都市デザイン学部 都市工学科 准教授)

5.討論 今回の議論の総括と次回に向けて 14:00~14:45
●コーディネーター:秋山 哲男(中央大学)、菅原 宏明(八千代エンジニヤリング㈱)
●コメンテーター:
全体の総括 喜多 秀行(神戸大学 名誉教授) 10分
中村 文彦(東京大学)                            10分

6.閉会の挨拶 中村 文彦:(仮称新ブキャナン小委員会委員長
東京大学 大学院新領域創成学研究科 特任教授) 14:45

〇PARTⅡ:2023年10月26日(木) 10:00- 17:00
Ⅰ.はじめに  10:00~10:20
開会の挨拶 委員長 中村 文彦 (仮称新ブキャナン小委員会委員長)
(東京大学 大学院新領域創成学研究科 特任教授)
30年先を見据えた、交通計画がどの様な方向に進むのか、あるいは進むべきかの考え方を示す。

2.交通計画の考え方と将来展望 10:20~12:00
●コーディネーター:中村 文彦 (仮称新ブキャナン小委員会委員長・東京大学)
●コメンテーター:喜多 秀行 (神戸大学名誉教授)
移動と交通計画への問い?
2.1 30年後の交通計画のために今何をしなければならないか?
中村 文彦 (東京大学)
2.2 人はなぜ移動するのか?
大森 宣暁(宇都宮大学 地域デザイン科学部 社会基盤デザイン学科 教授)

情報を含むモビリティの在り方?
2.3 モビリティ新時代の都市交通計画へ:新しいアプローチを展望する
高見 淳史 (仮称新ブキャナン小委員会副委員長)
(東京大学大学院 工学系研究科 都市工学専攻 准教授)
2.4 ITSの経緯と展望
平沢 隆之 (高知大学 医学部 客員講師)
2.5 マーケッティング分野におけるICTの影響の実態とその形態
鈴木 克典 (北星学園大学 経済学部 経営情報学科 教授)

環境への対応をどうするか?
2.6 気候変動下における交通計画の在り方
室町 泰徳 (東京工業大学 環境・社会理工学院 教授)

昼食12:00~13:30

3.国土交通省における交通計画 13:30~14:30
●コーディネーター:竹内 龍介(中央大学研究開発機構准教授)
3.1 「地域のくらしを創るサステイナブルな 地域交通の実現に向けて」
墳﨑 正俊 (国土交通省 総合政策局 地域交通課長)
3.2 「MaaSを中心とする新しいモビリティサービス」
齋藤 喬 (国土交通省 総合政策局 モビリティサービス推進課長)
3.3 「地域交通の方向性」
森 哲也 (国土交通省 自動車局旅客課長)

休憩15分 14:45~16:00

4. ディスカッション:これからの交通をどのように考えるか? 14:45~16:30
●コーディネーター:秋山 哲男(中央大学)、中村 文彦(東京大学)
討論者:これからの交通は?
宇都宮 浄人(関西大学経済学部教授) 15分
原田 昇 (中央大学 理工学部教授)   15分
喜多 秀行 (神戸大学名誉教授)          15分

5.閉会の挨拶  秋山 哲男(中央大学・仮称新ブキャナン小委員会委員長) 16:30

17:00~18:30 懇親会

 

8. 参加申込:以下のフォームにて,申し込んでください

https://buchanan2023-seminar.peatix.com/view


モビリティギャップ・お知らせ

モビリティ・ギャップ研究小委員会


サンプルテキスト

モビリティ・ギャップ研究小委員会


サンプルテキスト


モビリティギャップ・活動記録

モビリティ・ギャップ研究小委員会


サンプルテキスト

モビリティ・ギャップ研究小委員会


サンプルテキスト


ゲーミフィケーション活用・活動記録

社会課題解決のためのゲーミフィケーション活用研究小委員会


サンプルテキスト

社会課題解決のためのゲーミフィケーション活用研究小委員会


サンプルテキスト


ゲーミフィケーション活用・お知らせ

社会課題解決のためのゲーミフィケーション活用研究小委員会


サンプルテキスト

社会課題解決のためのゲーミフィケーション活用研究小委員会


サンプルテキスト


活動記録2022-2023

最新の情報は,小委員会webページをご参照ください.

  •  第11回小委員会(2023/6/1(木)17:00-19:00)
    1. 今後の活動方針
  • 運営会議(2023/4/14(金)10:00-11:30)
  • 第66回土木計画学研究発表会・秋大会(企画提案型)琉球大学千原キャンパス(2022/11/13(日)時間帯8(13:15-14:45),時間帯9(15:00-16:30) 「4 革新的技術の都市・地域への導入に伴う合意形成上の課題(1)(2)」セッション
    1. デジタル社会の実現に向けた新たなインフラ整備における市民合意形成上の課題, 矢嶋宏光((株)三菱総合研究所)・小瀬木祐二・柴田立
    2. スマートシティの「データ」に関連するELSIの整理, 松浦正浩(明治大学公共政策大学院)・TRA MY NGUYEN THI・標葉隆馬
    3. 中国における社会信用システムの支持構造とプライバシーの価値:評価対象行動別の比較, Lulu Zhang(東北大学大学院)・青木俊明
    4. 新しいモビリティの公園への導入からみる地方都市への展開可能性, 安藤良輔((公財)豊田都市交通研究所)・小林秀平・高桑俊康・川澄奈美
    5. コネクテッドされた公共空間での移動ルールに対する合意形成とエンベロープ理論の意義, 屋井鉄雄(東京工業大学)・Lubing Zou
    6. 都市・地域での革新的技術の導入に対する一般市民と専門家の意識のズレ, 西堀泰英(大阪工業大学)・野田和樹・寺部慎太郎
    7. 将来の不確実性を考慮した地域計画の計画プロセス, 石神孝裕((一財)計量計画研究所)・稲原宏・石井良治・磯野昂士
    8. 交通分野の技術革新が経済活動の空間分布に与える影響:空間経済モデルを活用したシナリオ分析, 杉本達哉(八千代エンジニヤリング(株))・高山雄貴・高木朗義
    9. 交通計画における若年無関心層の関心を喚起する手法の検討, 松尾澪(東京理科大学大学院)・寺部慎太郎・柳沼秀樹・海野遥香・鈴木雄
  • 第10回小委員会(2022/05/20(金)13:00-15:00)14名参加
    1. 谷口綾子:「クルマ」と「自動化するクルマ」に対する社会的受容
    2. 伊原隼人:水害を経験した市町村における減災型水害対策の策定経緯に関する研究:-計画論と技術論の観点から-
    3. 秋大会企画テーマの応募案
    4. 今後の活動方針,とりまとめに向けた委員への宿題