土木学会論文集 D3特別企画「土木計画学:政策と実践」投稿・査読委員募集


土木計画学研究委員会
土木学会論文集新分冊(土木計画学:政策と実践)準備編集小委員会

企画趣旨

本特別企画は、現在準備・企画提案中の土木学会論文集の新カテゴリー「土木計画学:政策と実践」の前身として、土木学会論文集D3編集小委員会(轟委員長)が発行するものです。この企画は、土木計画学分野の研究においてその黎明期に強調されていた「土木計画の実践・政策についての研究」の論文の活性化を目指す、いわば原点回帰を企図した企画であります。皆様の積極的な投稿をお待ちしております。

対象論文

本特別企画は、土木工学が扱う社会基盤システムの整備と運用、ならびに管理に関する、計画とマネジメントの「政策」と「実践」に貢献し得る研究論文を対象とします。

具体的には、

  • インフラ政策・実践
  • 社会資本マネジメント政策・実践
  • 国土・地域・都市政策・実践
  • 交通政策・実践
  • 環境政策・実践
  • 防災政策・実践
  • 景観・デザイン政策・実践
  • 河川及び流域政策・実践
  • 資源政策・実践
  • 気候変動政策・実践
  • 海岸・海洋政策・実践
  • まちづくり政策・実践
  • エリア経営(マネジメント)・実践
  • 空間情報政策・実践
  • 合意形成政策・実践
  • 経済財政金融政策・実践 等

の土木計画の各種の政策・実践への貢献を企図した多様なタイプの研究論文、例えば、

  • 各種の政策・実践への貢献を企図した「事例報告」に基づく解釈・論考・解説
  • 各種の政策・実践への貢献を企図した「実証分析」とその解釈・論考・解説
  • 各種の政策・実践への貢献を企図した「物語描写」とその解釈・論考・解説(=ナラティブ・アプローチ論文)
  • 各種の政策・実践への貢献を企図した「取材・ヒアリング報告」に基づく解釈・論考・解説(エスノグラフィーなど)
  • 各種の政策・実践への貢献を企図した「判断・決定・決断プロセス描写」とその解釈・論考・解説(省察論文など)
  • 各種の政策・実践への貢献を企図した「既往文献の体系化」(=レビュー論文)
  • 各種の政策・実践への貢献を企図した「政策論」「計画論」(=政策提言や土木計画・論)
  • 各種の政策・実践への貢献を企図した「組織論」「教育論」「制度論」「価値論」「財源論」
  • 各種の政策・実践への貢献を企図した「批評・評論」
  • 各種の政策・実践への貢献を企図した「歴史・行政・政策・政治・経済・社会・心理・地理・哲学等の実践的人文社会科学研究」 等

を対象とします。

「D3」との相違点

なお、土木計画学の政策・実践に貢献しうる「モデル開発」「技術開発」等の方法論的・技術的な研究や、必ずしも政策・実践への「直接的」な貢献を企図しない知見の社会的蓄積を主な目的とした「現象分析」等については、本特別企画でなくD3(通常号・特集号)へのご投稿を想定しております。

「報告」の取り扱い

「解釈」「論考」「理論」「提言」「批評」「評論」などの有用性が、不十分あるいは不在であるものの、当該事例を報告すること自体に有用性が認められる場合には「報告」として掲載いたします。投稿時に「報告」区分を選択してご投稿ください。

査読規準について

査読基準は「土木学会論文集投稿の手引」の「4.4 査読の方法」に従います.ただし、本特別企画では、「有用性」と「新規性」の二つについて、特に以下の点に配慮して査読を行います。

(1)「有用性」の重視とその視点

本特別企画は政策と実践への貢献を企図したものであることから、とりわけ「有用性」を重視します。当該論文で論述された「解釈」「論考」「理論」「提言」「批評」「評論」等が

e) 研究・技術の成果は実務にとり入れられる価値を持っている.
f) 今後の実験,調査,計画,設計,工事等に取り入れる価値がある.
g) 問題の提起,試論またはそれに対する意見として有用である.
j) 教育企画・人材育成上への取り組みに対する有用な成果を含んでいる.
d)当該分野での研究・技術のすぐれた体系化をはかり,将来の展望を与えている
h)その他

等の何らかの視点で、論文読者が従事する何らかの政策・実践に「貢献」し得ると見なされるなら「有用」であると判断します。

(2)「新規性」の捉え方

「新規性」の評価にあたっては、当該論文で活用されている「方法論」や「技術」「モデル」などが新規であるか否かではなく当該論文において有用と認められた「解釈」「論考」「理論」「提言」「批評」「評論」等が新規であるか否かを評価します。その新規性判断においては、「4.4査読の方法」に記載された新規性項目に基づいて判定しますが、特に、

g)時宜を得た主題について総合的に整理し,新しい知見と見解を提示している.

という点が認められるか否かを、本特別企画においては重要視します。

スケジュール(予定)

日程
2021年6月7日(月)〜 投稿開始
〜2021年6月18日(金) 投稿締切
2021年6月〜9月 査読期間
2021年12月末 登載決定可否
2022年3月20日 J-stage掲載

投稿要領

  • 本企画への投稿は、土木学会論文集投稿システム(https://jjsce.jp/)からログイン後、新規投稿にお進みいただき、論文、報告のいずれかの投稿区分を選んでください。扱いは、特別企画論文、特別企画報告となります。
  • 投稿分冊には、D3 特別企画(土木計画学:政策と実践)を選んでください。
  • 投稿要領、論文書式,査読方法等は土木学会論文集各分冊に準拠します。詳しくは、土木学会論文集投稿要領のページ(http://committees.jsce.or.jp/jjsce/j_post)を参照ください。
  • 投稿料も土木学会論文集各分冊に準拠します。土木学会論文集D3特集号とは異なりますので、ご注意ください。
  • 投稿要領は土木学会論文集に準拠しますので、土木計画学研究発表会での講演の有無は投稿資格ではありません。講演されていても、されていなくても投稿いただけます。

査読委員の募集

本企画の趣旨に賛同し、土木学会論文集新分冊(土木計画学:政策と実践)準備編集小委員会の委員として論文の査読にご参加いただく委員を募集いたします。6月18日までに土木学会論文集新分冊(土木計画学:政策と実践)準備編集小委員会幹事長 藤井(fujii@trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp)までご連絡ください。

連絡先

公益社団法人 土木学会 研究事業課(論文集係)
edi(at)jsce.or.jp  (メールアドレスの(at)は@に変更しご利用ください)