Date

2017年5月26日

Venue

日本大学駿河台キャンパス1号館151教室(千代田区神田駿河台1-8-14)

これからの空港と次世代航空交通システムの進化


「これからの空港と次世代航空交通システムの進化」
 
■主催:土木学会土木計画学研究委員会・航空交通データ活用ワークショップ
 共催:航空宇宙学会航空交通管理部門委員会
 協賛社(五十音順):株式会社NTTデータ,株式会社航空システムサービス,株式会社三菱総合研究所,日本電気株式会社(NEC)
■日時:2017年5月26日(金)13:00~17:50 (12:30 開場・受付開始)
■会場:日本大学駿河台キャンパス1号館151教室(千代田区神田駿河台1-8-14)
■参加費:無料
■配布資料:当日,講演資料を参加者の皆様に配布予定(無料)
■定員120名強
 
■セミナー趣旨
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた混雑空港の機能強化,コンセッションによる空港の民営化,航空交通からの温暖化ガスの国際的排出規制など,航空交通・空港分野では新たな取り組みが様々に進展している.より安全で効率的な航空機の運航や空港の運用に関する取り組みは航空サービスの向上や気候変動・騒音などの環境影響の軽減に対して今後も継続的に必要となるが,近年の航空管制や運航の技術革新により,従来とは異なる新たな運用コンセプトが世界で検討・実行されつつある.我が国においても2010年に将来の航空交通システムに関する長期ビジョン(CARATS)を策定し,世界の動向を見ながら着実に航空交通システムの改変を進めている.また,それを支える産官学の連携強化・研究の裾野拡大を目的に航空機の飛行軌跡データ(CARATS OPEN DATA)の公開がなされ,土木・交通・航空工学などの分野においても,航空管制・航空交通管理に関する新たな研究が進展を見せている.他にも民間のWEBサービスなどで航空機の運航関連データや気象データの公開もなされており,今後,様々なデータを活用した研究開発やサービス開発が進展する可能性も高い.このような背景のもと,土木学会土木計画学研究委員会に航空交通データ活用研究会(代表:屋井鉄雄東工大教授)を設置し,将来の航空交通システムに関する勉強会や研究会の開催を実施してきた.今回のワンデーセミナーは,研究会での研究成果とともに,航空宇宙学会航空交通管理部門との共催として航空工学分野の研究成果紹介も行いながら,これからの空港と航空交通システムの運用・管理技術の最新動向に関して広く一般に情報提供し,議論することを目的に開催する.
 
■プログラム:13:00~17:50
13:00 開会挨拶・講演
:屋井 鉄雄(東京工業大学・航空交通データ活用研究会代表)
 
13:20 航空管制技術と空港・空域運用の最前線~解説
:平田 輝満(茨城大学)
 
13:40 基調講演:次世代の航空交通システムと空域再編・管制運用
:金子 元弘(国土交通省航空局交通管制部管制課空域調整整備室長)
 
(休憩)
 
14:40 研究発表(1) (各25分:質疑含む)
①主要管制地点を母点としたボロノイ図に基づく航空管制のセクター形状最適化
:井上 亮(東北大学)
 
②関西空港でのContinuous Descent Operation(CDO)拡大のための到着管理
:福島 幸子(電子航法研究所) 
 
③管制指示データを用いたターミナル空域の分析とシミュレーション
:阪本 真,木下 隼斗,屋井 鉄雄(東京工業大学)
 
(休憩)
 
16:00 研究発表(2) (各25分:質疑含む)
④航空機の最適軌道の飛行を可能とする運航方式
:武市 昇(首都大学東京)
 
⑤滑走路処理容量の解析と容量拡大方策
:平田 輝満(茨城大学)
 
⑥気象状態予測の高度化と航空機運航の安全性・効率性の向上方策
:又吉 直樹(宇宙航空研究開発機構)
 
17:15 セミナー総括・閉会挨拶
 
17:20 意見交換会 30分
 
■参加申し込み
(*注)すでに標準定員を超える参加者登録があり,まだ詰めれば入れますが,配布資料が不足する可能性がありますので,これからご登録いただく方は,平田(terumitsu.hirata.a@vc.ibaraki.ac.jp)まで直接メールで参加登録・配布資料残部確認いただけると幸いです(氏名,所属,メールアドレス).
参加登録サイト
 
ご質問などあれば茨城大平田までお気軽にご連絡ください.
terumitsu.hirata.a@vc.ibaraki.ac.jp