#108 インフラPPP事業における金融の果たす役割

Date

2024年3月13日

Venue

新宿区四谷一丁目 公社)土木学会講堂

NO.108 インフラPPP事業における金融の果たす役割


土木計画学セミナー 「インフラPPP事業における金融の果たす役割」

■セミナーの趣旨
我が国において、PFI・PPP 案件では,プロジェクトファイナンス(PF)を供与する金融機関によって民間事業者の事業審査とSPC 財務状況モニタリングが行われ、政府・自治体もそれを活用できることから、事業の安定的な実施に寄与できるとされているものの,我が国では、かかる金融の機能が具体的に有効に作用しているとの報告はほとんど聞かれない。

しかしながら、PFの事前の審査機能を通じて金融機関が齎す価値は、本来的にはこれに留まらない。本セミナーでは、PFを供与する金融機関の事前審査が、事業設計を担う公共主体や事業を実施する民間事業者に対してどのような価値を創造しているのかを改めて考察する。

また、ラオスにおける大型水力発電PPP事業に対するPF融資の経験を通じて、社会厚生的により望ましいファイナンスおよび PPP そのものの設計の在り方について併せて、インフラファイナンス研究小委員会での研究成果を踏まえて考察する。

■主催:土木学会 インフラファイナンス研究小委員会

■後援:一般財団法人海外投融資情報財団

■日時:2024年3月13日(水) 11:00 ~ 14:00(飲食持込可、但しゴミは自身で持ち帰り)

■会場:新宿区四谷一丁目 公社)土木学会講堂

■プログラム:

11:00~11:10      :委員長挨拶 安間匡明(インフラファイナンス研究小委員会委員長)

11:10~12:10    :PFI/PPP事業においてプロジェクトファイナンスが創出する価値 同上

12:10~12:30    :大型ダム事業を取り巻く環境 伊藤晋・新潟県立大学院教授

12:30~12:50     :ラオスナムニアップ1事業の事例 須内康史・双日㈱ワシントン事務所長

12:50~13:05      :コメント1、山林佳弘、㈱ニュージェック代表取締役社長

13:05~13:20      :コメント2、大西正光、京都大学大学院工学研究科 教授

13:20~14:00    :質疑応答

■参加者略歴

安間匡明:世界銀行出向、㈱国際協力銀行取締役、大和証券㈱顧問を経て、現在、一橋大学・福井県立大学の客員教授、PwCサステナビリティ合同会社執行役員常務。専門はインフラ官民連携とサステナビリティ経営。京都大学経済学部卒、LSE大学院Diploma(経済学)修了、東京大学博士(工学)

伊藤晋:国際協力銀行(JBIC)、国際協力機構(JICA)、中央大学等を経て、現在、新潟県立大学大学院国際地域学研究科教授、研究科長。専門は、国際開発政策、開発金融、東南アジア経済。博士(国際開発)。

須内康史:㈱国際協力銀行ワシントン事務所首席駐在員、管理部長、双日㈱インフラヘルスケア本部長補佐を経て双日米国会社ワシントン支店長(現任)、埼玉大学博士(経済学)

山林佳弘:1985年東京大学工学部土木工学科卒業、関西電力㈱入社、ラオス・ナムニアップ1発電会社社長、理事国際事業本部副事業本部長国際開発部門統括、㈱ニュージェック常務執行役員・技術本部副本部長を経て、2023年3月同社代表取締役社長

大西正光:京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻助教、京都大学防災研究所巨大災害研究センター准教授を経て、現在、京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻教授。専門は土木計画学、建設マネジメント、リスクガバナンス。京都大学博士(工学)

 

■参加費:無料

■方式:現地参加及びzoomの参加が可能です

■CPD あり


#107 30年先を見据えた交通計画

Date

2023年10月3日、10月26日

Venue

中央大学3号館14階セミナー室A,B会議室(31403,31404)

NO.107 30年先を見据えた交通計画


土木計画学ワンデイセミナー 30年先を見据えた交通計画

1. 開催日時:
PARTⅠ:2023年10月 3日(火) 10:00-15:00
PARTⅡ:2023年10月26日(木) 10:00-17:00

2. 場所:
中央大学3号館14階セミナー室A,B会議室(31403,31404)

3. 定員:
80名

4. 参加費の有無:有
3000円(1回の支払いでPARTⅠ、PARTⅡの双方に参加できます)

5. タイトル:
PARTⅠ:30年先を見据えた交通計画  30年先に今の交通は何が変わるのか?
PARTⅡ:30年先の交通はどのようになるのか?(これから進むべき課題を議論)

6. 開催主旨:
本ワンデイセミナーは,2020年度より承認され活動を行っている「新しいモビリティサービスやモビリティツールの展開を前提とした交通計画論の包括的研究小委員会」が企画したセミナーである.本ワンデイセミナーは,小委員会で取り組んだ「将来の30年先の交通計画の再構築すべき方向性」に関する検討結果に基づき,30年先を見据えた、交通計画がどの様な方向に進むのか、あるいは進むべきかの考え方を示す。また、そのために、国土交通省の政策をおさらいしたうえで将来の交通の方向性について議論する.
また、その中で公共交通及びその周辺にかかわる交通計画の様々な地域課題や個別課題である、モビリティ・マネジメント、情報技術、シェアリング、小規模交通手段の交通計画などの方向性を議論する。さらに、新しい技術や計画論シェアリング、パーソナルモビリティの行方、ITSやMaaSなどの展望と方向性も議論する
なお,本ワンデイセミナーの対象者は,地域公共交通政策にかかわる自治体・国担当者,交通事業者,コンサルタント,研究者を想定しているが,興味を持たれる方は,だれでも参加可能としたい.

7. プログラム(敬称略)<8月25日現在の案、変更可能性あり>:

〇PARTⅠ:2023年10月3日(木)
1.はじめに 10:00~10:20
開会の挨拶 秋山 哲男(仮称新ブキャナン小委員会委員長・中央大学研究開発機構教授)
小委員会の取り組みと交通通政策・交通計画の課題

2.交通政策・交通計画の様々な課題 10:20~11:00
●コーディネーター・コメンテーター:秋山 哲男
2.1 住民参加:交通計画・計画技術における住民参加と情報技術等
猪井 博登 (富山大学 都市デザイン学部 准教授)
2.2 パーソナルな交通手段のシェアリングと多様な人の利用形態
吉田 長裕(大阪公立大学 大学院工学研究科 准教授)
2.3 バス・デマンド交通などの小規模公共交通の計画
竹内 龍介(中央大学研究開発機構)

3.地域課題+新しい交通マネジメントの提案 11:00~11:50
●コーディネーター:菅原 宏明 (八千代エンジニヤリング㈱ 技術創発研究所 副所長)
●コメンテーター:喜多 秀行 (神戸大学 名誉教授)
地域課題
3.1 観光:沖縄のツーリズム戦略とインフラと公共公通
神谷 大介 (琉球大学 工学部 工学科社会基盤デザインコース・教授)
3.2 大都市郊外:大都市郊外の都市形成と交通計画
有吉 亮(名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 社会的価値研究部門 特任准教授)
3.3 過疎地域・人口低密度地域:人口低密度地域の交通計画の在り方
吉田 樹(福島大学 経済経営学類 准教授(経済経営学類担当)
前橋工科大学 学術研究院 特任准教授(クロスアポイントメント)
3.4 人口低密度地域の交通事業者協同運行の可能性を求めて―日南町を例に-
秋山 哲男(中央大学研究開発機構教授)
藤田 光宏 (八千代エンジニヤリング(株)事業統括本部 国内事業部 道路・交通部)

休憩11:50~13:20

4.情報と人の安全の交通 13:20~14:00
●コーディネーター:中村 文彦(東京大学 大学院新領域創成学研究科 特任教授)
●コメンテーター:竹内 龍介(中央大学研究開発機構准教授)
4.1 自動運転情報技術による外部不経済の内部化と安全運転向上
小路 泰広(中央復建コンサルタンツ㈱東京本社 計画系部門 事業創生グループ)
4.2 情報技術を導入した交通計画:キャンパスMaaSの実証的研究を通して
菅原 宏明 (八千代エンジニヤリング㈱ 技術創発研究所 副所長)
4.3 視覚障害者のモビリティと安全
稲垣 具志 (東京都市大学 建築都市デザイン学部 都市工学科 准教授)

5.討論 今回の議論の総括と次回に向けて 14:00~14:45
●コーディネーター:秋山 哲男(中央大学)、菅原 宏明(八千代エンジニヤリング㈱)
●コメンテーター:
全体の総括 喜多 秀行(神戸大学 名誉教授) 10分
中村 文彦(東京大学)                            10分

6.閉会の挨拶 中村 文彦:(仮称新ブキャナン小委員会委員長
東京大学 大学院新領域創成学研究科 特任教授) 14:45

〇PARTⅡ:2023年10月26日(木) 10:00- 17:00
Ⅰ.はじめに  10:00~10:20
開会の挨拶 委員長 中村 文彦 (仮称新ブキャナン小委員会委員長)
(東京大学 大学院新領域創成学研究科 特任教授)
30年先を見据えた、交通計画がどの様な方向に進むのか、あるいは進むべきかの考え方を示す。

2.交通計画の考え方と将来展望 10:20~12:00
●コーディネーター:中村 文彦 (仮称新ブキャナン小委員会委員長・東京大学)
●コメンテーター:喜多 秀行 (神戸大学名誉教授)
移動と交通計画への問い?
2.1 30年後の交通計画のために今何をしなければならないか?
中村 文彦 (東京大学)
2.2 人はなぜ移動するのか?
大森 宣暁(宇都宮大学 地域デザイン科学部 社会基盤デザイン学科 教授)

情報を含むモビリティの在り方?
2.3 モビリティ新時代の都市交通計画へ:新しいアプローチを展望する
高見 淳史 (仮称新ブキャナン小委員会副委員長)
(東京大学大学院 工学系研究科 都市工学専攻 准教授)
2.4 ITSの経緯と展望
平沢 隆之 (高知大学 医学部 客員講師)
2.5 マーケッティング分野におけるICTの影響の実態とその形態
鈴木 克典 (北星学園大学 経済学部 経営情報学科 教授)

環境への対応をどうするか?
2.6 気候変動下における交通計画の在り方
室町 泰徳 (東京工業大学 環境・社会理工学院 教授)

昼食12:00~13:30

3.国土交通省における交通計画 13:30~14:30
●コーディネーター:竹内 龍介(中央大学研究開発機構准教授)
3.1 「地域のくらしを創るサステイナブルな 地域交通の実現に向けて」
墳﨑 正俊 (国土交通省 総合政策局 地域交通課長)
3.2 「MaaSを中心とする新しいモビリティサービス」
齋藤 喬 (国土交通省 総合政策局 モビリティサービス推進課長)
3.3 「地域交通の方向性」
森 哲也 (国土交通省 自動車局旅客課長)

休憩15分 14:45~16:00

4. ディスカッション:これからの交通をどのように考えるか? 14:45~16:30
●コーディネーター:秋山 哲男(中央大学)、中村 文彦(東京大学)
討論者:これからの交通は?
宇都宮 浄人(関西大学経済学部教授) 15分
原田 昇 (中央大学 理工学部教授)   15分
喜多 秀行 (神戸大学名誉教授)          15分

5.閉会の挨拶  秋山 哲男(中央大学・仮称新ブキャナン小委員会委員長) 16:30

17:00~18:30 懇親会

 

8. 参加申込:以下のフォームにて,申し込んでください

https://buchanan2023-seminar.peatix.com/view


#106 権利と効率のストック効果の理論と実践

Date

2023年3月27日

Venue

土木学会講堂(JR四ツ谷駅より徒歩3分)

NO.106 権利と効率のストック効果の理論と実践


土木計画学ワンデイセミナー 権利と効率のストック効果の理論と実践

■日時: 2023年3月27日(月)13:30~16:30
■主催: 権利と効率のストック効果に関する研究小委員会(委員長:小池淳司)
■場所: 土木学会講堂(JR四ツ谷駅より徒歩3分)
■定員:対面:40名
オンライン(Zoom):500名
※対面とオンラインのハイブリッド形式

■参加費: 無料
■セミナーの趣旨:
土木計画学の研究小委員会として活動してきました「権利と効率のストック効果に関する研究小委員会(委員長:小池淳司)」の活動成果および国土交通省の新道路技術会議の技術研究開発制度により取り組んでいる「権利と効率のストック効果に基づく社会的意思決定方法と実用的なストック効果計測手法の開発」の取り組み状況について,政策評価実務の現状をふまえながら議論します.
■セミナーの主な対象者:
社会資本整備の評価実務に関心のある研究者・実務者・行政職員等の皆様の参加をお待ちしております.
■プログラム:
1.セミナーの開催趣旨
・小池淳司(神戸大学)
2.話題提供
・井上圭介(国交省道路局):国交省道路局の事業評価について
・小池淳司(神戸大):権利と効率のストック効果とは何か?
・瀬谷創(神戸大):権利から考える計画手法について
・山田順之(鹿島建設):権利からみた各国の政策(X-minute city構想)について
・佐藤啓輔(復建調査設計):効率の観点からの事業評価改善方針について
3.議論

■参加申込方法:土木学会ホームページからお申込みください。
オンライン参加の申し込み
https://www.jsce.or.jp/events/form/4022021
対面参加の申し込み
https://www.jsce.or.jp/events/form/402202

■CPD単位:2.9単位
対面参加の方は行事終了後に受付にてお渡しいたします。オンライン参加の方は、CPD受講証明発行用アンケートに回答していただくことで発行させていただきます。
ZoomURLの配信と共に、申請用のURLをお送りいたしますので、こちらから申請をお願いいたします。
※建設系CPD協議会加盟団体CPDシステム利⽤者は、各団体のルールに沿って、CPD単位の申請をお願い致します。
※他団体へCPD単位を登録する場合は、その団体の登録のルールに則って行われます。単位が認定されるかどうかは、直接その団体にお問合せください。

【セミナー当日の動画】
https://www.dropbox.com/s/qo0bvdies51uhf9/GMT20230327-041942_Recording_1920x1080.mp4?dl=0


#105 地域公共交通プライシングの新提案 -運賃設定にまつわる固定観念を越えて-

Date

2023年 3月16日

Venue

東京理科大学神楽坂キャンパス1号館 17階記念講堂

No. 105 地域公共交通プライシングの新提案 -運賃設定にまつわる固定観念を越えて-


土木計画学ワンデイセミナー 「地域公共交通プライシングの新提案 -運賃設定にまつわる固定観念を越えて-」
■日時: 2023年 3月16日(木) 14:00-16:00
■主催: 土木計画学研究委員会 公共交通プライシング研究小委員会

■場所: 東京理科大学神楽坂キャンパス1号館 17階記念講堂
・神楽坂キャンパスまでのアクセス
https://www.tus.ac.jp/access/kagurazaka_campus/
・神楽坂キャンパス付近の情報
https://www.tus.ac.jp/tuslife/campus/kagurazaka/

■定員: 100名(会場参加)※ 対面 + Web開催(ハイブリッド開催)
■参加費: 無料(事前申込制)
■セミナーの趣旨:
本ワンデイセミナーは,第61回土木計画学研究発表会にて設立が承認された「公共交通プライシング研究小委員会」が企画したセミナーである.本ワンデイセミナーは,小委員会で取り組んだ「地域公共交通のプライシングのあり方」に関する検討結果に基づき,サービス水準を考慮したプライシングの方法を提案し,実際の適用に結び付けることを目的とする.
地域公共交通はコロナ後も乗客数が以前の水準まで戻らないと言われる一方,乗務員不足や燃料高騰などで費用がかさみ,公的補助増加なしには維持できなくなっている.そのため,地域にとって必要なサービス水準を精査した上で,その供給に必要な費用を,だれがどれだけ負担するかを検討する過程で乗客の運賃を決めていくというアプローチを提案する.これによって,地域ニーズに合った公共交通サービスを関係者の合意によって実現することが可能となり,自治体の努力義務化となった地域公共交通計画の作成においても必要不可欠な方法論となる.
■セミナーの主な対象者:
地域公共交通政策にかかわる自治体・国担当者,交通事業者,コンサルタント,研究者を想定しているが,興味を持たれる方は,だれでもご参加ください.
■プログラム:
14:00-14:05 開会挨拶,趣旨説明(既存運賃制度の問題点)
宮崎 耕輔(公共交通プライシング研究小委員会 幹事長,香川高専教授)
14:05-14:35 地域公共交通プライシングに関する我々の考え方
<サービス水準設定を起点とした運賃設定の枠組み
〜協議運賃制度の活用を念頭において〜>
加藤 博和(公共交通プライシング研究小委員会 委員長,名古屋大院教授)
<サービス水準設定の考え方>
喜多 秀行(神戸大学名誉教授)
<(仮)地域公共交通の運賃設定の理論的検討>
大井 尚司(大分大学教授)
<(仮)海外の運賃設定に学ぶ>
遠藤 俊太郎((一財)交通経済研究所)
14:35-14:50 ディスカッション
<熊本での実践を踏まえた本提案の評価>
今釜 卓哉(九州産交バス)
太田 恒平(トラフィックブレイン)
<いくつかの地域での実践を踏まえた本提案の評価>
何 玏((一財)計量計画研究所)
<(仮)本提案に対するコメント>
正司 健一(神戸大学名誉教授)
14:50-16:00(質疑応答)
■申込方法:土木学会ホームページ「本部主催行事の参加申込」にてお申込み下さい.
以下のフォームにて,3/10(金) 17:00までに申し込んでください.
https://forms.gle/V5g4RMP57iFcwGmJ7

オンライン参加を希望の方は,3/15(水)までに,申し込みいただ
いたメールアドレス宛に,聴講用URLのご案内をいたします.
■締切日: 2023/3/10(金) 17:00
※本セミナーはCPDプログラムとして登録を予定しています


#104 空間統計モデルの展望(応用地域学会令和2年度坂下賞受賞記念)

Date

2022年1月31日 →延期のため日程確定次第お知らせ

Venue

広島大学工学部内大教室

NO.104 空間統計モデルの展望(応用地域学会令和2年度坂下賞受賞記念)


空間統計モデルの展望(応用地域学会令和2年度坂下賞受賞記念)

■主催:広島大学交通研究グループ
■後援:土木学会中国支部(申請中),応用地域学会(申請中)
■開催日時:2022年4月15日13:00~14:10
■場所:広島大学工学部内大教室
■定員:50名/オンライン配信あり
■参加費:無料
■開催趣旨:
空間統計分析は,地理情報と紐づいた様々なビッグデータを統計的に処理する基礎技術であり,今後ますますの応用や発展が期待されます.
瀬谷創先生は,空間統計分析の第一人者として研究業績を蓄積され,現在も第一線でご活躍中です.
先生は上記の業績が認められて,応用地域学会より令和2年度坂下賞を授賞されました.
このワンデーセミナーは,その記念講演の内容を土木学会関係者に広く共有し,この分野への研究者,特に若手研究者への情報を提供する目的で開催します.
■セミナーの主な対象者:土木計画学で空間統計分析に関心のある方
■プログラム:
13:00-14:00/瀬谷創先生講演
14:00-14;10/質疑
■申込方法:
以下のformsにてご連絡ください.
https://forms.office.com/r/m9UZggqGBC
■その他特記事項:
来校の方とは,引き続き広島大学交通研究グループとの研究会を開催します.


#103 「津波に対する海岸保全施設整備計画のための技術ガイドライン」セミナー

Date

2021年10月29日

Venue

ミーティング or ウェビナー

NO.103 「津波に対する海岸保全施設整備計画のための技術ガイドライン」セミナー


■日時: 2021年10月29日(金)13:30~17:30

■主催: 公益社団法人 土木学会(海岸工学研究委員会・土木計画学研究委員会)

■場所: ミーティング or ウェビナー

■定員: 500名

■参加費: 無料

■開催趣旨:
土木学会では,2014年10月に減災アセスメント小委員会を発足させ,津波防災・減災について,対象津波の設定のみならず,まちづくりの観点も踏まえて,「豊かで安全なまちづくり」の具体的な手順を検討してきました.
今般,その成果として「津波に対する海岸保全施設整備計画のための技術ガイドライン」が完成しましたので,本セミナーを通してその内容を報告致します。

■プログラム:
13:30~ 開会挨拶 国土交通省水管理・国土保全局 局長 井上智夫
13:35~ 主旨説明 京都大学防災研究所 教授 多々納裕一
13:50~ 第1編 手順編 国土交通省水管理・国土保全局 海岸室長 奥田晃久
14:10~ 質疑応答
(休憩)
14:30~ 第2編 方法編 概説 関西大学環境都市工学部 准教授 安田誠宏
14:40~ 確率的津波水位の設定とcoRaL法 関東学院大学理工学部 准教授 福谷陽
15:10~ 粘り強さを加味した越流計算および被害計算 中央大学理工学部 教授 有川太郎
15:30~ 質疑応答
(休憩)
15:50~ 経済効率性照査 東北大学大学院情報科学研究科 教授 河野達仁
16:10~ 統計的生命価値とリスクプレミアム 京都大学防災研究所 准教授 藤見俊夫
16:20~ 第3編 実施編 ケーススタディ 株式会社建設技術研究所 牛木賢司
16:40~ 魅力あるまちづくりと両立させるには 宮崎大学地域資源創成学部 講師 尾野薫
17:00~ 質疑応答
17:20~ 閉会挨拶 東京海洋大学 教授 岡安章夫
司会 名古屋工業大学 教授 北野利一

■申込方法:土木学会ホームページ「本部主催行事の参加申込」にてお申込み下さい.
土木学会ウェブサイト(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)

■資料配布:
プレスリリース(2021.7.21)
津波に対する海岸保全施設整備計画のための技術ガイドライン(2021.6)

■関連情報:
海岸工学研究委員会


#102 健康まちづくりの実践的展開

Date

2019年10月30日

Venue

関西大学 千里山キャンパス 尚文館 マルチメディアAV大教室(大阪府吹田市山手町3-3-35)

土木計画学ワンデイセミナー NO.102 健康まちづくりの実践的展開


土木計画学ワンデイセミナー「健康まちづくりの実践的展開」

■主催:
土木学会土木計画学研究委員会「健康まちづくり研究小委員会」

■共催:
関西大学先端科学技術推進機構「健康まちづくりオープンイノベーションにおける合意形成と意思決定研究グループ」

■趣旨:
健康まちづくり研究小委員会では、生涯を通して健康を実感できるまちづくりを具体的な研究フィールドにおいて進め、まちづくりと健康の関係に関わる実データ収集、そのデータの集計・分析・提示・目標設定による人々の行動への影響、まちづくり手法としてのエリアマネジメントのあり方などを盛り込んだ総合的な研究を進めてきた。
特に、健康まちづくり計画の側面について、①健康を増進・維持するための人々の「行動のあり方」、②それを支える環境としての「都市のあり方」、③両者を効果的につなげる「社会システムデザイン」に分類した。第1回のワンデイセミナーでは、それぞれの視点から健康まちづくりの方向性を検討した。個々の視点についての代表的な研究成果について報告した。また、国土交通省、厚生労働省、地方自治体を招いて健康まちづくりに関する議論を行った。
第2回のワンデイセミナーでは、これらの成果を踏まえて、健康まちづくりの「実践に向けての課題」を議論する。

■開催日:
2019年10月30日(水)12:50~17:30

■会場:
関西大学 千里山キャンパス 尚文館 マルチメディアAV大教室

〒564-8680 大阪府吹田市山手町3-3-35
阪急電鉄 千里線 関大前駅下車  徒歩10分
詳細は以下のWebをご参照ください。
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/access.html

■プログラム(司会:秋山委員長):

12:50~13:10 開会挨拶・第1回報告(秋山委員長)

13:10~13:40 報告①:関西大学 尾崎平氏
「スマートヘルシ倶楽部の取り組みについて」

13:40~14:10 報告②:金沢大学 藤生慎氏
「国民健康保険データベースを用いた健康まちづくり」

14:10~14:40 報告③:近畿大学 柳原崇男氏
「高齢者の健康維持における外出と交通の役割」

15:00~15:30 講演①:吹田市 健康医療審議監 舟津謙一氏
「北大阪健康医療都市(健都)のまちづくりについて」

15:30~16:00 講演②:高石市 保健福祉部 健幸づくり課 スマートウェルネス推進班 班長 舩冨学氏
「スマートウェルネスシティの推進について」

16:20~17:25 ワークショップ・ディスカッション(森栗茂一氏)
報告者・講演者・一般参加者の質疑応答に基づくディスカッション

17:25~17:30 閉会挨拶(北詰幹事長)

■参加費:
無料

■参加申し込み
下記のページより申し込みをお願いします。
https://forms.gle/zRVFsySrVW9cw83f7

また、申込をされた方は、下記ページより「実践的な健康まちづくりに関してセミナーで議論して欲しい課題」を記載して下さい。
https://forms.gle/dzeoEcBv8MAifhVW6


#101 子育てしやすく子どもにやさしいまちづくり~地域と子育て~

Date

2019年3月16日

Venue

東京大学工学部14号館141講義室(東京都文京区本郷7-3-1)

第101回 土木計画学ワンデイセミナー
「子育てしやすく子どもにやさしいまちづくり~地域と子育て~」


■主催:公益社団法人 土木学会 土木計画学委員会
■共催:公益財団法人 交通エコロジー・モビリティ財団
■企画:子育てしやすく子どもにやさしいまちづくり研究小委員会
■日時:2019年3月16日(土)13:30-17:30
■場所:東京大学工学部14号館141講義室(東京都文京区本郷7-3-1)
■定員:80名
■参加費:無料
■開催趣旨:
人口減少、少子高齢社会に直面する我が国において、子育てしやすく子どもにやさしいまちづくりが求められている。近年、バリアフリー法等の整備により、道路や公共交通、公共施設や商業施設などのバリアフリー化が進められ、一昔前と比べると子ども連れで外出しやすい環境が整ってきた。一方、子ども・子育て支援新制度の導入等、子育てしながら働きやすい環境の整備も進められている。さらに、子ども自身が安全・安心に外出できる環境の整備が重要な課題である。本ワンデイセミナーでは、土木計画学および他分野の研究者、行政、民間、NPOなど、多様な立場の方々が一堂に会し、これまでの研究成果の一部の報告と、最近の我が国の取り組みに関する報告をもとに、子育てしやすく子どもにやさしいまちづくりの方向性について、特に地域と子育てという視点から幅広く議論を行うことを目的とする。
■プログラム:
総合司会:青野 貞康(うつのみや市政研究センター)
13:30-13:35 開会挨拶
13:35-14:35 講演・報告(I)
1.「子育てコミュニティ構築に資する保育施設整備の方法」
後藤 智香子(東京大学)
2.「幼児向け公共交通教育で子ども達が得るもの」
神田 佑亮(呉工業高等専門学校)
3.「地域における子どもの諸活動と発育を考える」
吉城 秀治(福岡大学)
14:35-14:50 質疑応答
14:50-15:00 休憩
15:00-16:00 講演・報告(II)
4.「子どもの社会力向上を促す親子の生活環境の評価」
松村 暢彦(愛媛大学)
5.「子ども・子育て支援新制度と子ども・子育てをめぐる現状について」
島田 あかね(内閣府子ども子育て本部)
6.「子ども連れで外出しやすい環境整備の取り組み」
高橋 紀夫(国土交通省総合政策局)
16:00-16:15 質疑応答
16:15-16:30 休憩
16:30-17:45 パネルディスカッション
テーマ:地域と子育て
パネリスト:遠藤 俊太郎(交通経済研究所)
大島 隆(西日本鉄道)
松田 妙子(せたがや子育てネット 代表理事)
大野 慶太(全国子育てタクシー協会 会長)
司会:大森 宣暁(宇都宮大学)
17:45-17:50 閉会挨拶
18:00-19:30 懇親会@222アーバンコモンズ(参加費:1,000円)
■お申込み:大森(nobuaki[at]cc.utsunomiya-u.ac.jp)宛て、「お名前」、「ご所属」、「懇親会参加のご希望」をご記入の上、3月11日(月)頃までにお申し込み下さい。(メールアドレスの[at]は@に変えてください。)
■お子様の保育サービス(無料)の実施を検討しております。ご希望の方は、セミナー申込みと合わせてご相談下さい。


#100 「国土・県土整備の技術と実践」-人口減少・交流時代に真に必要なインフラ整備を考える- 沖縄会場

Date

2019年3月7日

Venue

ホテルオーシャン 大会議室場 ジェード(沖縄県那覇市安里2-4-8)

NO.100 土木計画学セミナー「国土・県土整備の技術と実践」-人口減少・交流時代に真に必要なインフラ整備を考える- 沖縄会場


土木計画学セミナー 「国土・県土整備の技術と実践」
-人口減少・交流時代に真に必要なインフラ整備を考える- 沖縄会場
■日時: 2019年3月7日(木)13:00~16:55
■主催: 公益社団法人 土木学会(担当:土木計画学研究委員会)
■後援: 内閣府沖縄総合事務局
■場所: ホテルオーシャン 3階 大会議室場 ジェード(http://www.hotelocean.jp/access.html
■定員: 80名(申込者多数の場合は先着順)
■参加費: 無料(事前申込制)
■セミナーの趣旨:
自治体等の計画においては,多面的なストック効果を踏まえた公共インフラの包括的な社会的意義についての理解が不十分であったり、B/Cに代表される各種の評価技術についての理解が不十分であったりすることから、適切なインフラの整備や運用が阻害されるケースがしばしば見受けられます.こうした問題の改善を企図し、インフラ政策についての基礎的な考え方や知識をセミナー形式で学ぶ機会を、それらを専門に扱う土木学会(土木計画学)から講師を派遣する形で提供するとともに,沖縄におけるインフラ政策・地域政策の方向性や具体のインフラ整備事例について地元の講師からご講演をいただきます.本セミナーを通して,基礎的な評価技術の適正な理解に加えて、真に必要な土木・公共事業とは何かなどについて考え,より深い理解につながるきっかけとなることを企図しています.
■セミナーの主な対象者:
総合事務局開発部関係機関、県、基礎自治体等の主要自治体のインフラ関係部局の担当者,事業評価部局の担当者,コンサルタントなど,土木計画にかかわる実務の方を主な対象としていますが、研究者の皆様やこれから社会人になる学生の皆様のご参加も歓迎いたします。
■プログラム:
1.開会あいさつ:13:00~13:05 (12:40開場)
2.講義:13:05~15:35
1)インフラ政策の総論:京都大学大学院 教授 藤井聡
2)費用便益分析とストック効果:神戸大学大学院 教授 小池淳司
3)エビデンスに基づく政策形成支援の基礎と応用:早稲田大学 教授 佐々木邦明
3.離島・観光振興の課題と地域政策:15:45~16:40 琉球大学 准教授 神谷大介
4.全体の質疑応答:16:40~16:50
5.閉会挨拶:16:50~16:55
※セミナー終了後,会場にて関連書籍の販売がございます.
■申込方法: 土木学会ホームページ「本部主催行事の参加申込」にてお申込み下さい.
土木学会ウェブサイト(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)
■締切日: 2019年3月3日(日)
※本セミナーは「土木学会継続教育(CPD)プログラム」に 認定されています(4.0単位,JSCE19-0135)


#99 「国土・県土整備の技術と実践」-人口減少・交流時代に真に必要なインフラ整備を考える- 北海道会場

Date

2019年3月4日

Venue

TKP札幌駅カンファレンスセンター(札幌市北区北7条西2丁目9)

NO.99 土木計画学セミナー「国土・県土整備の技術と実践」-人口減少・交流時代に真に必要なインフラ整備を考える- 北海道会場


土木計画学セミナー 「国土・県土整備の技術と実践」
-人口減少・交流時代に真に必要なインフラ整備を考える- 北海道会場
■日時: 2019年3月4日(月)13:00~16:55
■主催: 公益社団法人 土木学会(担当:土木計画学研究委員会)
■後援: 国土交通省北海道開発局
■場所: TKP札幌駅カンファレンスセンター カンファレンスルーム2B
http://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-sapporo-eki/access/
■定員: 80名(申込者多数の場合は先着順)
■参加費: 無料(事前申込制)
■セミナーの趣旨:
自治体等の計画においては,多面的なストック効果を踏まえた公共インフラの包括的な社会的意義についての理解が不十分であったり、B/Cに代表される各種の評価技術についての理解が不十分であったりすることから、適切なインフラの整備や運用が阻害されるケースがしばしば見受けられます.こうした問題の改善を企図し、インフラ政策についての基礎的な考え方や知識をセミナー形式で学ぶ機会を、それらを専門に扱う土木学会(土木計画学)から講師を派遣する形で提供するとともに,北海道におけるインフラ政策・地域政策の方向性や具体のインフラ整備事例について地元の講師からご講演をいただきます.本セミナーを通して,基礎的な評価技術の適正な理解に加えて、真に必要な土木・公共事業とは何かなどについて考え,より深い理解につながるきっかけとなることを企図しています.
■セミナーの主な対象者:
開発局関係機関、道、基礎自治体等の主要自治体のインフラ関係部局の担当者,事業評価部局の担当者,コンサルタントなど,土木計画にかかわる実務の方を主な対象としていますが、研究者の皆様やこれから社会人になる学生の皆様のご参加も歓迎いたします。
■プログラム:
1.開会あいさつ:13:00~13:05 (12:40開場)
2.講義:13:05~15:35
1)インフラ政策の総論:京都大学大学院 教授 藤井聡
2)権利と効率のストック効果 ―予測と予定の計画論―:神戸大学大学院 教授 小池淳司
3)エビデンスに基づく政策形成支援の基礎と応用:早稲田大学 教授 佐々木邦明
3.地域政策からみた北海道のインフラ整備:15:45~16:40 北海道大学公共政策大学院 特任教授 石井吉春
4.全体の質疑応答:16:40~16:50
5.閉会挨拶:16:50~16:55
※セミナー終了後,会場にて関連書籍の販売がございます.
■申込方法:土木学会ホームページ「本部主催行事の参加申込」にてお申込み下さい.
土木学会ウェブサイト(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)
■締切日: 2019年2月27日(水)
※本セミナーは「土木学会継続教育(CPD)プログラム」に 認定されています(4.0単位,JSCE19-0126)