#10 気候変動適応におけるリアルオプションを考慮した沿岸まちづくり
Date
2024年11月5日
Venue
秋田アトリオン及びウェビナー
#10 気候変動適応におけるリアルオプションを考慮した沿岸まちづくり
■担当
沿岸まちづくりにおける経済学的手法研究小委員会
■概要
厳しい財政制約の中で不確実性の高い気候変動に適応していくには,これまで海側の論理だけで考えてきた海岸防災施設について陸側の状況を併せて考えるためのプロセスが必要になります.本小委員会では,海岸工学と土木計画の専門家が共同して,気候変動により今後予想される海面上昇と高潮・高波による被害の拡大に対応する最適な沿岸まちづくり施策について研究を行っています.リアルオプション法を適用することで,将来に実現し得るシナリオを網羅的に考慮しながら,海岸施設整備の組合せや,堤防嵩上げのタイミングと高さおよび回数,養浜の頻度と規模,高台移転等の土地利用施策について,タイミングと施策の組み合わせ最適化手法の構築を目指しています.本シンポジウムでは,本小員会のこれまでの研究成果を紹介します.
■日時・会場
2024年11月5日(火)18:00-19:30
秋田アトリオンホール
Zoomウェビナー
https://kanto-gakuin-ac-jp.zoom.us/j/82719256179?pwd=lw1GWebq30edXA0z80KtJgd38DL0J5.1
パスコード:848999
ウェビナーID:827 1925 6179
■事前登録
現地参加,ウェビナー参加のどちらも事前登録をお願いします.
https://www.jsce.or.jp/events/form/2624013
■参加費
無料
■プログラム
司会:福谷陽(関東学院大学)
シンポジウム開催の趣旨 関西大学 安田誠宏
海岸における気候変動対応について 国土交通省海岸室 井上剛介
自治体における海岸保全基本計画の検討状況 建設技術研究所 中園大介
東京湾における高潮リスクの評価 中央大学 有川太郎
リアルオプションを考慮した海岸整備:海岸工学と経済学 東北大学 河野達仁
リアルオプション手法 神戸大学 瀬木俊輔
高知海岸堤防嵩上げ整備計画への適用事例 関西大学 安田誠宏
大阪湾堤防嵩上げ整備計画への適用事例 京都大学 藤見俊夫
気候変動を考慮したまちづくり 東北大学 平野勝也
質疑・応答
■開催HPリンク
https://coastal.jp/lecture/coastalengineeringlecture/lecture71/sympo2/
■備考
本シンポジウム,海岸工学委員会・土木計画研究委員会が共同設置している小委員会である「沿岸まちづくりにおける経済学的手法研究小委員会」が執り行うシンポジウムです.
11月6〜8日にかけて秋田アトリオンで開催される第71回海岸工学講演会の「前日シンポジウム(2)」として実施されます.
https://coastal.jp/lecture/coastalengineeringlecture/lecture71/
#9 令和6年能登半島地震対応特別プロジェクト・報告会【開催は終了しました】
Date
2024年5月26日
Venue
北海道大学・工学部
令和6年能登半島地震対応特別プロジェクト・報告会
【特別セッション概要】
2024年1月1日に発生した能登半島地震を受けて,土木計画学研究委員会では「令和6年能登半島地震対応特別プロジェクト」を立ち上げた.本プロジェクトでは,1.被災地域・地元大学の側方支援・技術支援,2.即応的な対応策の検討および実施機関への提示,3.被災・復旧・復興に関する共通知見化(災害現象の理解のため、将来災害に備えるため)をミッションとして掲げ,土木計画学研究委員会幹事会の統括のもと,交通・インフラWG,経済・観光WG,避難生活・復興WGとその下の各班を設置し,被災地の大学や関連他学会,行政機関,民間機関等とも連携しながら調査・分析を進めている.このセッションでは,本プロジェクトにおけるこれまでの調査・分析結果等を速報的に報告し,被災地域のよりよい復興に向けて土木計画学関係者が果たすべき役割について議論を行いたい.
【セッションの全体構成】
1. 特別プロジェクトの設置経緯と活動について(資料)
福田大輔(東京大学,土木計画学研究委員会幹事長)
2. 能登半島地震からの復興に向けて(資料)
高山純一(公立小松大学)
3.道路網被害と交通実態把握(資料)
浅田拓海(室蘭工業大学),井料隆雅(東北大学),浦田淳司(筑波大学),佐津川功季(金沢大学),力石真(広島大学),福田大輔(東京大学),山口裕通(金沢大学)
4.公共交通〜鉄道被害把握とバス輸送支援(資料1,資料2)
金山洋一(富山大学,運輸総合研究所),神田佑亮(呉工業高等専門学校)
5.緊急支援物資輸送の実態把握(資料)
樋口恵一(大同大学),山崎基浩(豊田都市交通研究所),河瀬理貴(東京工業大学),川本義海(福井大学),荒谷太郎(海上・港湾・航空技術研究所),間島隆博(海上・港湾・航空技術研究所),大窪和明(東北大学)
6.空港・港湾被害の実態把握(資料)
平田輝満(茨城大学),荒谷太郎(海上・港湾・航空技術研究所)
7.ライフライン被害の実態把握(資料)
浦田淳司(筑波大学),畑山満則(京都大学),中野一慶(電力中央研究所),廣井慧(京都大学),寺山一輝(石川工業高専)
8.地域経済・観光被害の実態把握(資料)
梶谷義雄(香川大学),藤見俊夫(京都大学),松島格也(京都大学),奥村誠(東北大学),吉田護(長崎大学),玉置哲也(香川大学),山口裕通(金沢大学)
9.インクルーシブの観点からの被災実態把握(資料)
崔善鏡(東京工業大学),小山真紀(岐阜大学)
10.地域建設業の災害時における役割
畑山満則(京都大学),柿本竜治(熊本大学),大西正光(京都大学)
11.総括コメント
多々納裕一(京都大学,土木計画学研究委員会委員長)
#8 早稲田大学まちづくりシンポジウム2022 郊外住宅地の経年優化
Date
2022年7月24日
Venue
早稲田大学井深大記念ホール
[オンライン併用]
早稲田大学まちづくりシンポジウム2022 郊外住宅地の経年優化
■日時・会場
2022年7月24日(日)10:00~17:00
早稲田大学 井深大記念ホール[オンライン併用]
詳細については、下記のリーフレットをご覧ください。
#7 ワンデイセミナー100回記念シンポジウム「土木計画学とは何か?~そのアイデンティティと今後の発展を考える~」
Date
2020年4月1日
Venue
土木学会 2階 講堂
※ネット同時配信あり
ワンデイセミナー100回記念シンポジウム「土木計画学とは何か?~そのアイデンティティと今後の発展を考える~」
土木計画学研究委員会が取り組んできた学問を「土木計画学」と呼称するとした場合、その「土木計画学」の展開・発展を100回のワンデイセミナーを中心に振り返り、それを通して、「土木計画学」とは一体何なのか、すなわち、「土木計画学」と呼ばれるものの輪郭、あるいは「土木計画学」のアイデンティティを探る。これを通して、本研究委員会メンバー各位が従事する「土木計画学研究」が一体何であるのかについての自認・自覚を改めて鮮明化・明確化し、それを通して本委員会活動の活性化、「土木計画学」の学問的発展を企図する。その上で、広く世間一般に自らを名乗り、アイデンティティの伝達を企図する際に、いかなる「フレーム」(枠組み)が効果的であるのかを考え、これを通して本委員会活動のさらなる発展を企図する。
動画
当日の様子はこちらからご覧いただけます →YouTube
プログラム(資料1:式次第)
1.基調報告:「土木計画学」の内実と拡がりを振り返る
本シンポジウムの趣旨(50周年シンポジウムを踏まえて)資料2
ワンデイセミナーの振り返り 資料3-1:要点 資料3-2:リスト 資料3-3:メモ
「土木計画学の成立と背景」「初期シンポジウム」等の紹介 資料4
2.講演:「土木計画学」創立時の議論を振り返る
高橋裕先生インタビュー(動画・資料5:文字起し)
天野光三先生インタビュー(動画・資料6:文字起し)
3.討議「土木計画学のフレーミングを考える」
藤原委員長( 資料8)、藤井幹事長(資料7)、小池幹事(資料10)、佐々木前幹事長(資料9)
日程
2020年4月1日(水)15時~18時 ※当初より3時間早まりました
会場
土木学会 2階 講堂 および ネット配信 ※コロナ対策で変更になりました
参加申込
たくさんのご参加、ご視聴ありがとうございました。
CPD
本シンポジウムは「土木学会継続教育(CPD)プログラム」として認定されています(3.0単位)。
なお、ネット参加の場合にも、視聴途中に複数回表示されるPWを入力することで、CPDの受講証明を発行することができます。
※新型コロナ対策
本シンポジウムの開催事務局であります土木計画学研究委員会の幹事会執行部では、折りからの新型コロナウイルス対策の関係で、本シンポジウムの開催について検討を重ねました。政府からはイベントについては19日公表の専門家会議の声明を参照いただきたいという指針が提示されており、そしてその専門家会議では、社会経済活動への影響にも配慮しつつ、自粛の可能性も含めて感染リスクを最小化する努力をしてもらいたいという声明になっています。
今、こうした政府声明、および、専門家会議の見解を「実質的な自粛要請」と捉え、全国のイベント・会合開催において、万一の事を考えて自粛するというケースが散見される状況にございます。しかし専門家会議の見解は、それぞれの学校行事やイベントの必要性と、感染拡大のリスクとを比較衡量し、十分に「感染リスクによる公益縮小期待値」が「行事・イベント開催による公益拡大期待値」を下回る程に最小化できるなら、自粛することなく開催することを要請するものとなっていると解釈できます。したがって、あらゆるイベントを一律に自粛する姿勢はむしろ、政府声明・専門家会議の見解から乖離しており、そうした一律的自粛が全国で累積すれば公益が大きく毀損することとなるというのが、専門家会議と政府の見解であると解釈できます。
ついては、「公益の増進」を目指す事を旨とする土木計画学研究の委員会幹事会執行部では、本研究委員会の存在意義を念頭に置きつつ、そうした専門家会議・政府要請の趣旨を踏まえ、本シンポジウムを開催することの社会的意義・必要性と感染拡大リスクの双方を見据えた上で審議いたしました結果、土木学会が提供する「ネット配信機能」も併用しつつ、感染リスクを最小化する対策を十分に行うことで開催することが、より望ましい帰結をもたらし得るものと判断いたしました。
そもそも今回のシンポジウムは、土木計画学の意義を、その設立時の議論を踏まえた上で改めて見直し、それを構成員間で共有することで、我々土木計画学の研究発展と、研究者の公益貢献性をさらに拡大させることを目指すものであり、適切な格好で本シンポジウムで開催できれば、十分な公益性の確保が期待されます。一方で、シンポジウム開催にあたっては、専門家会議が要請する「密閉」「密集」「近距離での会話」という3条件の「重なり」を回避する感染症対策(徹底的な換気、参加者を限定させることで密集状況を回避し、会話時の距離確保)を徹底することで、万一のリスクをその開催意義よりも十分に小さい水準に最小化できることが期待できます。
ついては、開催にあたり、「ライブ動画配信」も同時に行うこととし、ご参加申し込みいただいた皆様方に、「ネット参加」「会場参加」の二つの選択肢を提示しつつ、下記のような格好で本イベントの開催意義向上と共に、感染リスクの最小化にご協力いただく格好で開催する運びとなりました。
1)当日は、ライブ動画配信を行います。それに伴い、当初から会場を変更し、当該施設がある土木学会講堂にて、開催いたします。
2.)土木学会講堂の会場の都合で、誠に恐縮ですが開催時刻を午後3時~午後6時に変更いたします(午後6時開始の予定であったところ、3時間時間を早めました)。
3)「密集」するリスクを極力最小化するため、ご参加者各位に「ネット参加」か「会場参加」かのいずれかを選択いただきます。なお、ネット参加の皆様におかれましても、1)事前の講演資料の配付、2)当日、ならびに、事前資料をご覧頂いた上での事前での質問等のメール受付、等を実施します。
4)なお、感染リスクの最小化を記するため、(重症化リスクの高い)「60歳以上の参加者、基礎疾患をお持ちの方、妊婦」の皆様方ならびに「こうした方々と同居等をされている方々」には、ネット参加をお願いしています。同じく、ご所属の組織の組織的な方針にて、イベント参加や遠方への出張の自粛が要請されている方々もまた、ネット参加をお願いしています。その他、シンポジウム参加、および、その前後の移動機会などでの感染リスクを勘案し、参加とりやめを希望する方にはネット参加をお願いしています。
5)なお、会場の都合で、「密集」を回避するという趣旨で、会場参加者の上限を60名としています。ついては、会場参加希望者が60名に達した段階で、それ以降の参加希望者はネット参加をお願いしています。
6)当日のシンポジウムの様子は、アーカイブ化し、事後にもご覧いただけるようにしたいと存じます。
7)会場では、専門家会議が要請する「密閉」「密集」「近距離での会話・発声」の「三つの重なり」を回避すると同時に、接触感染リスクを最小化するため、以下のような配慮をいたします(注)。
・窓を開けることで換気を徹底いたします(ついては、参加者は必要に応じてコート等を着用ください)。
・入り口にて、入室前後にアルコール消毒液での手洗いをお願いします。
・参加者の座席の間隔を可能な限り空けさせていただきます。
・可能な限りマスクの着用をお願いします。また、発言時は、マスク、あるいは、ハンカチ等で口を覆いください。
・飛沫感染のリスクを回避するため、講演者と座席の間に一定の距離を確保いたします。
(注:専門家会議は、この三つの条件の一つだけでも整理しなければ、それだけで感染リスクが大幅に低減することが示唆されています。そして、ここに記載の取り組みを全て行えば、三つの重なりだけでなく、三条件の全ての成立を回避できる可能性が高まり、仮に潜在的に感染する方がおられたとしても、その感染リスクを極めて0に近い水準に低減することが可能となると期待されます)
8)また、開催日までの間に、政府、あるいは、開催地であります東京都からイベント自粛についての新たな方針等が示された場合、それを踏まえて上記の開催方針を見直すケースもありますこと、ご了承願えると幸いです。
以上
#6 宇沢弘文の社会的共通資本を再考する
Date
2018年5月28日
Venue
土木学会講堂
宇沢弘文の社会的共通資本を再考する
企画趣旨
宇沢弘文氏(1928-2014)は、数学者、経済学者として様々な分野で影響を与えてきた。特に、土木分野においては、「自動車の社会的費用」、「地球温暖化の経済学」、そして「社会的共通資本」の著作はその時代の政策研究、論議に大きな影響を与えた。
このシンポジウムでは、「宇沢弘文の研究」の第一人者の帝京大学の小島寛之教授を迎え、宇沢弘文の思想と理論について解説していただく。また、藤井聡教授、小池淳司教授から公共政策論、土木計画論の立場から社会的共通資本に関連する話題を提供していただく。
さらに、基調講演、話題提供を受けて、全体討議をすることにより、「宇沢弘文の社会的共通資本」を再考するものである。
〇シンポジウム開催の趣旨 大石久和(土木学会会長) 13:00-13:30
<基調講演>
〇「宇沢弘文の思想と理論」 小島寛之(帝京大学教授) 13:30-14:30
休憩 14:30-14:40
〇「社会的共通資本と土木」 藤井聡(京都大学教授) 14:40-15:20
<講演2>
〇「公共事業評価と社会的共通資本」小池淳司(神戸大学教授) 15:20-16:00<全体討論> 16:00-16:50
進行:藤井聡(京都大学教授)
(小島教授、大石会長、小池教授も登壇)
<閉会の挨拶> 16:50-17:00
〇占部まり(宇沢国際学館)(予定)
■問い合わせ先
公益社団法人 土木学会 研究事業課
林 淳二
E-mail j-hayashi@jsce.or.jp
講演資料
〇シンポジウム開催の趣旨 大石久和(土木学会会長) 13:00-13:30
<基調講演>
〇「宇沢弘文の思想と理論」 小島寛之(帝京大学教授) 13:30-14:30
<講演1>
〇「社会的共通資本と土木」 藤井聡(京都大学教授) 14:40-15:20
<講演2>
〇「公共事業評価と社会的共通資本」小池淳司(神戸大学教授) 15:20-16:00
#5 土木計画学ハンドブック出版記念シンポジウム
Date
2017年4月28日
Venue
土木学会講堂
土木計画学ハンドブック出版記念シンポジウム
主催:土木学会土木計画学研究委員会
日時:平成29年4月28日 15:00-18:00
CPD:土木学会認定CPDプログラム 2.7単位 (認定番号 JSCE17-0214)
【趣旨】
土木計画学研究委員会では,委員会設立50周年を記念して,土木計画学ハンドブック出版事業運営小委員会(小委員長:小林潔司京都大学教授)を立ち上げ,土木計画学の分野における研究成果をとりまとめた「土木計画学ハンドブック」を編纂してまいりました.このたび,ハンドブック発刊を記念したシンポジウムを開催することとなりました.シンポジウムではハンドブックの理念や概要についてご紹介すると共に,その内容を踏まえた将来の研究・実践活動に関する展望を議論します.
【プログラム(案)】
15:00 開会・あいさつ
屋井鉄雄 土木計画学研究委員会 委員長
15:20 計画学の実践化に向けて
小林潔司 土木計画学ハンドブック出版事業運営小委員会 委員長
16:10ハンドブックの概要
多々納裕一 土木計画学ハンドブック出版事業運営小委員会 幹事長
堤盛人(筑波大学)・松島格也(京都大学)
16:30 パネルディスカッション –今後の研究・実践活動にむけて–
登壇者: 伊藤正秀(国総研),奥村誠(東北大学),吉井稔雄(愛媛大学),白水靖郎(中央復建コンサルタンツ)
司会 赤羽弘和 土木計画学ハンドブック運営小委員会 幹事
17:40 おわりに
藤原章正 土木計画学研究委員会 副委員長
【参加申込】
土木学会ホームページhttp://www.jsce.or.jp/event/active/information.aspからお申し込み下さい.
※当日の会場では,「土木計画学ハンドブック」を,土木学会員の特別価格(定価27,000円の
ところ24,300円(税込み))にて展示販売を行います.
#4 熊本地震報告会
Date
2016年5月29日
Venue
北海道大学・工学部
熊本地震報告会
#2 東日本大震災から学び、東海大地震に備える
Date
2011年11月25日
Venue
長良川国際会議場 メインホール「さらさ~ら」
東日本大震災から学び、東海大地震に備える
東日本大震災における我が国の様々な対応状況を分析しつつ、過去からの災害伝承や、中世以降の歴史地震、三大都市圏の形成過程を振り返り、来る東海・東南海・南海地震に備えて、現代社会のあるべき姿について、市民の皆さまとともに考える。
【開催日時】平成23年11月25日(金)9:30~12:00
【会 場】長良川国際会議場 メインホール「さらさ~ら」 参加費無料
【主 催】(社)土木学会(担当:土木計画学研究委員会)
【共 催】岐阜大学
【後 援】国土交通省中部地方整備局、国土交通省中部運輸局、
岐阜県、岐阜市、大垣市、各務原市、中津川市、
高山市、関市、下呂市、岐阜県測量設計業協会、
岐阜県建設コンサルタンツ協会、岐阜社会基盤研究所、
岐阜観光コンベンション協会
【プログラム】
総合司会:高山純一(金沢大学理工研究域教授、土木計画学研究員会学術小委員会委員長)
9:30-9:35 開会挨拶
小林潔司(京都大学経営管理大学院長、土木計画学研究委員会委員長)
9:35-10:35 基調講演「東日本大震災に学ぶ地震対策」
福和伸夫(名古屋大学大学院環境学研究科教授)
10:40-11:55 対談
対談者:福和伸夫(名古屋大学大学院環境学研究科教授)
高木朗義(岐阜大学工学部社会基盤工学科教授)
聞き手:松田曜子(NPO法人レスキューストックヤード事務局長)
11:55-12:00 閉会挨拶
八嶋厚(岐阜大学理事・副学長)
【連絡先】第44回土木計画学研究発表会実行委員会
(岐阜大学工学部社会基盤工学科内)
TEL :058-293-2447 FAX:058-293-2393
E-mail: ip44sympo@gu-rsp.org
【開催場所】〒502-0817 岐阜市長良福光2695-2
長良川国際会議場
TEL:058-296-1200 FAX:058-296-1210
#1 土木計画におけるソーシャルキャピタル -リスクマネジメントの視点から-
Date
2008年5月19日
Venue
土木学会講堂
土木計画におけるソーシャルキャピタル -リスクマネジメントの視点から-
■担当
リスクマネジメント研究小委員会
■シンポジウム趣旨
ソーシャルキャピタルは社会関係資本とも呼ばれ,社会に形成された信頼.規範,慣習等を含む概念であり,直接・間接に社会の構成員の行動を規定している.近年は,政策の立案・実施においても幅広くその役割が議論されており,地域づくり・街づくりにおける重要要素の一つとして注目を集めたり,あるいは災害時における住民の共助の基礎として期待されている.リスクマネジメント研究小委員会ではソーシャルキャピタルが地域社会が著面するリスク,そして,その構成員が直面するリスクをコントロールまたはシェアリングする上で機能するべきシステムであると捉え,研究会やセミナーを開催してきた.本シンポジウムはそれらの成果を踏まえながら,リスクマネジメントの視点から見たソーシャルキャピタルの理論的なベースを探るとともに,現在各所で進行しているソーシャルキャピタルを活かした実践について披露しながら,今後のこの分野の展開について討議することを意図している.
■日時・会場
2008年5月19日(月)13:10~16:40、20日(火)10:00~17:40
土木学会講堂
■申込方法
土木学会ホームページ(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)から、または土木学会誌綴込みの専用用紙「本部行事参加申込書」にてFAXでお申込ください。申込書到着後、10日前後で折返し「参加券」をお送りいたします。
※申込みに関してお願い
(1)申込締切日前に定員に達している場合がございますのであらかじめご了承ください。なお、締切日以降の事前受付はいたしません。ただし、定員に余裕がある場合のみ、行事当日に会場で受付します。
(2)申込み後、キャンセルされる場合は、必ず開催日の1週間前までに申込担当者までご連絡ください。ご連絡がない場合は、参加費 を徴収させていただきますのであらかじめご了承ください。
(3)申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となりますので固くお断りいたします。
■定 員
100名(申込先着分)
■参加費
会員4000円、非会員5000円、学生1000円【要学生証提示】
■申込締切日
2008年5月13日(火)【席に余裕がある場合は当日参加可】
■問合せ先
(1)内容に関する問合せ:東京大学上田孝行(TEL:03-5841-6116)または京都大学 大西正光(TEL:075-383-3224)
(2)申込に関する問合せ:土木学会研究事業課 橋本(TEL:03-3355-3559)
■プログラム
0519(月)
キックオフ:シンポジウムが目指すもの 1310-1320
小林潔司(京都大学)
ソーシャルキャピタルに関する基礎的議論と政策・計画における可能性(1) 1320-1420
コーディネーター:上田孝行(東京大学)
予定講演者:
大守隆(UBS証券) 「ソーシャルキャピタルの政策的意義(仮)」
ソーシャルキャピタルに関する基礎的議論と政策・計画における可能性(2) 1440-1640
コーディネーター:上田孝行(東京大学)
谷口守(岡山大学) ソーシャルキャピタルの形成に何が影響するのか
Hans Westlund(スウェーデン王立工科大学) ソーシャルキャピタルと起業(仮)
0520(火)
防災活動と災害復興に見るソーシャルキャピタルの役割 1000-1145
コーディネーター:高木朗義(岐阜大学)
予定講演者:
高木朗義(岐阜大学) 防災活動と災害復興を考えるための視点の整理
矢守克也 (京都大学防災研究所)社会心理学から見た防災ソーシャルキャピタル
大西正光(京都大学) 空間的外部性,流動性需要と地域金融
交通まちづくりとソーシャル・キャピタル 1300-1445
コーディネーター:藤井聡(東京工業大学)
予定講演者:
藤井聡(東京工業大学)オーガニズム(社会有機体説)とモビリティ・マネジメント
鈴木春菜(東京工業大学)地域愛着と地域公共施策
森栗茂一(大阪大学)リスクを再生・創造のエネルギーに変える現場コミュニケーション~
神戸まちづくり研究所と住吉台くるくるバス~
過疎地域の活性化に向けたソーシャルキャピタル 1500-1645
コーディネーター:小林潔司(京都大学),田村亨(室蘭工業大学)
予定講演者:
田村亨(室蘭工業大学) ソーシャルキャピタルを活かした北海道の地域づくり(仮)
伊藤勝久(島根大学) ソーシャルキャピタルと地方部の地域経営(仮)
川崎秀明(国土技術政策総合研究所)地域の持続可能性とソーシャルキャピタル
総括討議 今後の研究と地域づくりの実践へ向けて 1700-1740
コーディネーター:小林潔司(京都大学)
話題提供者数名による総括的な討議