Date
2024年5月26日
Venue
北海道大学・工学部
令和6年能登半島地震対応特別プロジェクト・報告会
【特別セッション概要】
2024年1月1日に発生した能登半島地震を受けて,土木計画学研究委員会では「令和6年能登半島地震対応特別プロジェクト」を立ち上げた.本プロジェクトでは,1.被災地域・地元大学の側方支援・技術支援,2.即応的な対応策の検討および実施機関への提示,3.被災・復旧・復興に関する共通知見化(災害現象の理解のため、将来災害に備えるため)をミッションとして掲げ,土木計画学研究委員会幹事会の統括のもと,交通・インフラWG,経済・観光WG,避難生活・復興WGとその下の各班を設置し,被災地の大学や関連他学会,行政機関,民間機関等とも連携しながら調査・分析を進めている.このセッションでは,本プロジェクトにおけるこれまでの調査・分析結果等を速報的に報告し,被災地域のよりよい復興に向けて土木計画学関係者が果たすべき役割について議論を行いたい.
【セッションの全体構成】
1. 特別プロジェクトの設置経緯と活動について(資料)
福田大輔(東京大学,土木計画学研究委員会幹事長)
2. 能登半島地震からの復興に向けて(資料)
高山純一(公立小松大学)
3.道路網被害と交通実態把握(資料)
浅田拓海(室蘭工業大学),井料隆雅(東北大学),浦田淳司(筑波大学),佐津川功季(金沢大学),力石真(広島大学),福田大輔(東京大学),山口裕通(金沢大学)
4.公共交通〜鉄道被害把握とバス輸送支援(資料1,資料2)
金山洋一(富山大学,運輸総合研究所),神田佑亮(呉工業高等専門学校)
5.緊急支援物資輸送の実態把握(資料)
樋口恵一(大同大学),山崎基浩(豊田都市交通研究所),河瀬理貴(東京工業大学),川本義海(福井大学),荒谷太郎(海上・港湾・航空技術研究所),間島隆博(海上・港湾・航空技術研究所),大窪和明(東北大学)
6.空港・港湾被害の実態把握(資料)
平田輝満(茨城大学),荒谷太郎(海上・港湾・航空技術研究所)
7.ライフライン被害の実態把握(資料)
浦田淳司(筑波大学),畑山満則(京都大学),中野一慶(電力中央研究所),廣井慧(京都大学),寺山一輝(石川工業高専)
8.地域経済・観光被害の実態把握(資料)
梶谷義雄(香川大学),藤見俊夫(京都大学),松島格也(京都大学),奥村誠(東北大学),吉田護(長崎大学),玉置哲也(香川大学),山口裕通(金沢大学)
9.インクルーシブの観点からの被災実態把握(資料)
崔善鏡(東京工業大学),小山真紀(岐阜大学)
10.地域建設業の災害時における役割
畑山満則(京都大学),柿本竜治(熊本大学),大西正光(京都大学)
11.総括コメント
多々納裕一(京都大学,土木計画学研究委員会委員長)