#6 秋大会企画「実践と研究を接続する」

Date

2016年11月4日

Venue

長崎大学中部講堂

#6 秋大会企画「実践と研究を接続する」


土木計画学秋大会50周年記念企画「実践と研究を接続する」

日時:2016年11月4日 13:00-14:30
場所:長崎大学中部講堂

土木計画学50周年記念シンポジウムの議論を受けて,土木計画学を代表する研究者が,
優れた実践・リサーチを生み出す場をこれまでどのようにつくってきたか,そして
これからどうつくっていくのかについて議論し,これからの土木計画学の方向性を探る.
また,4回にわたる関連行事の総括を行う.

司会:藤原章正 (土木計画学研究委員会副委員長/広島大学)

(1)はじめに
屋井鉄雄(土木計画学研究委員会委員長/東京工業大学)

(2)これまでの50周年関連行事の活動報告と今後への提言
これまでの3つの50周年記念行事での成果や議論を振り返りながら,今後の土木計画学の活動密度を更に高めるための提言を行なう.
若手特命チーム(塚井・大西・山口・原),プレゼンター:山口敬太(京都大学)  発表資料

(3)今後の土木計画学を考えるパネルディスカッション (60分)
土木計画学50周年関連イベントの総括や若手研究者からの提言を参照しながら,
現場に基づく理論・理論に基づく実践を進めて行くために,これまで自分たちが
どのような取り組みを行なってきたかの発表を行い,土木計画学における研究・
実践スタイルとその課題について議論する.そして,産学官すべての立場が今後
どのように活動を行なうべきか,土木計画学を希望する学生や若手技術者,中堅・
シニアの研究者・技術者はどのようにして土木計画学を盛り上げて行く必要があるか
について,フロアも含めて議論する.
塚井誠人(広島大学,若手特命チーム)   発表資料1
青木俊明(東北大学)    発表資料2
毛利雄一(一般財団法人 計量計画研究所)  発表資料3

(4)総括
羽藤英二(土木計画学研究委員会幹事長/東京大学)


#5 土木計画学50周年記念シンポジウム「土木計画学の未来 〜理論に基づく実践、現場に根ざした理論〜」

Date

2016年9月26日

Venue

東京大学弥生講堂一条ホール

土木計画学50周年記念シンポジウム「土木計画学の未来 〜理論に基づく実践、現場に根ざした理論〜」


土木計画学50周年記念シンポジウム
土木計画学の未来 〜理論に基づく実践、現場に根ざした理論〜

シンポジウム資料集 PDF

土木計画学研究委員会は、「土木技術者の活動範囲において、土木に関する計画の分野がきわめて重要なる事態に鑑み、土木計画のあるべき姿、その問題点を検討し、あわせて計画に関する調査、研究を行うこと」を目的として昭和41(1966)年に設立され、今日に至っています。以降、社会基盤整備とその需要予測や費用便益分析、景観デザイン、まちづくりとその合意形成に関する活動等の幅広い分野において、理念や方法・手順の研究とその社会実装としての実践を行ってきました。今年は土木計画学研究委員会かが設立されてから50周年となる記念すべき節目となる年です。

そこで、土木計画学50周年を記念し、土木計画学の未来を考える50周年記念シンポジウムを開催致します。開催にあたって、土木計画学50周年記念事業実行委員会(委員長:桑原雅夫、副委員長:久保田尚)を設立し、「土木計画学の未来~理論に基づく実践、現場に根ざした理論~」をテーマとして、土木計画学の理論と実践のかたちを辿り、語り合い、描くことで、土木計画学のこれからを皆様とともに考える機会とします。第1部では、長年にわたって日本の土木計画学と関わりの深いマサチューセッツ工科大学のBen-Akiva教授を基調講演にお迎えし、これまでの土木計画学の成果や社会の中で果たしてきた役割を辿ります。第2部では、土木計画学やその関連分野において研究と実践の第一線で活躍されてきた先生方から、優れた実践・研究を下支えしてきた実践哲学について語って頂きます。第3部では、土木計画学の若手研究者が中心となって、理論に基づく実践と現場に根ざした理論の両輪を実現する土木計画学の未来を描きます。土木計画学の今日的課題と各研究者のもつ問題意識を共有し、これからの土木計画学が向かうべき方向性とそのためのアクションについて、フロアとともに議論します。是非ご参加ください。

日時・会場日 時: 2016年9月26日(月)10:00~18:00 ※終了後、懇親会
会 場: 東京大学弥生講堂一条ホール
     (東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内 http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/map.html
参加費: 無料  (懇親会 5,000円)
定 員: 300名(事前予約者優先)
申 込: 土木学会HPより http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp
     ※申込フォームの通信欄に懇親会出欠予定をご記入ください。
主 催: 土木計画学研究委員会
     土木計画学50周年記念事業実行委員会

 

プログラム

第1部:「辿る」

1984年の土木学会論文集において招待論文を寄せられるなど、長年にわたって日本の土木計画学と関わりの深いマサチューセッツ工科大学のBen-Akiva教授を基調講演にお迎えし、土木学会の100年ビジョンとの関連性や社会の中での土木計画学の役割・期待などについて議論することで、これまでの土木計画学の成果や社会の中で果たしてきた役割を辿ります。

10:00~10:05 開会の辞 桑原雅夫(東北大教授、土木計画学50周年記念事業委員長)
10:05〜10:10 挨拶 田代民治(土木学会会長)
10:10~10:50 基調講演:リサーチと実践 Moshe Ben-Akiva (MIT教授)
10:50〜11:20 これまでの土木計画学-土木学会100周年を超えて- 屋井鉄雄(東京工業大教授)
11:30〜12:15 社会の中での土木計画学のあり方
パネルディスカッション司会:久保田尚(埼玉大教授)
パネリスト:森昌文(国土交通省技監)
中井雅彦 (JR 東日本 常務取締役)

        藤井聡(京都大教授)

第2部:「語らう」

これまで土木計画学やその関連分野において、研究と実践の第一線で活躍されてきた先生方から優れた実践・研究を下支えしてきた実践哲学について語って頂きます。
4名の先生方の講演の中から、土木計画学のこれからを描くための輪郭を浮かび上がらせます。

13:30〜13:55 土木計画学の成果と課題 森地茂(政策研究大学院大教授)
13:55〜14:20 戦略的まちづくりの時代 内藤廣(建築家・東京大名誉教授)
14:30〜14:55 土木計画学を取り巻く環境と未来 小林潔司(京都大教授)
14:55〜15:20 国際的視点と実践・リサーチ 藤野陽三(横浜国立大上席特別教授)

第3部:「描く」

土木計画学の若手研究者が中心となって、理論に基づく実践と現場に根ざした理論の両輪を実現する土木計画学の未来を描きます。土木計画学の今日的課題と各研究者がもつ問題意識を共有するために、各研究者のこれまで/これからの研究を土木計画学の理論と実践の1つのかたちとして位置付け、これからの理論と実践の研究スタイルを模索します。そして、これからの土木計画学が向かうべき方向性とそのためのアクションについて、パネルディスカッションの中でフロアとともに議論します。

企画:若手特命チーム (塚井誠人(広島大准教授)・大西正光(京都大准教授)・
山口敬太(京都大助教)・原祐輔(東北大助教))

15:40〜15:50 本セッションの企画意図と土木計画学の現状認識 若手特命チーム
15:50〜16:05 理論-実践の両輪を目指して 力石真(広島大特任准教授)
16:05〜16:20 理論-実践の両輪を目指して 松田曜子(長岡技術科学大准教授)
16:20〜16:35 理論-実践の両輪を目指して 瀬谷創(神戸大准教授)
16:35〜16:50 理論-実践の両輪を目指して 若手特命チーム

 16:50〜17:50 パネルディスカッション
パネリスト: 赤松隆(東北大教授)
多々納裕一(京都大教授)
上記プレゼンター17:50〜18:00 閉会の辞 屋井鉄雄(土木計画学研究委員会委員長)

18:20〜 懇親会 @弥生講堂アネックス


#4 土木学会全国大会研究討論会「土木計画学50年の研究成果 -実践とリサーチの観点から-」

Date

2016年9月9日

Venue

東北大学川内北キャンパス C棟102教室

土木学会全国大会研究討論会「土木計画学50年の研究成果 -実践とリサーチの観点から-」


土木計画学50年の研究成果 -実践とリサーチの観点から-

本討論会では,実践とリサーチの往還の中で成果を上げられた先生方を登壇者に迎えて,「これまでのハード整備にこめられた“よき社会”のイメージ・コンセプトをきちんと認識・継承した上で,現状の課題解決に結びつく具体的なインフラ整備や関連制度に翻訳するような一連の活動」について,お話を伺います.
どのような出会いやきっかけが先生方の活動につながったか,優れたリサーチと優れた実践を生み出す場づくりについて研究者や社会に求められる姿勢,新分野を社会実装されたあとのご自身のスタンスの変容,今後の土木計画学や,または開拓された分野の後進に対するご期待について,フロアの聴講者と率直な意見交換を行います.
日時:9月9日(金) 13:00-15:00
場所:東北大学川内北キャンパス C棟102教室 (宮城県仙台市青葉区川内41)
http://www.jsce.or.jp/taikai2016/campus.html
(東北大学川内北キャンパス、地下鉄東西線「川内駅」下車徒歩1分)
座長 大西正光(京都大学)
登壇者
張峻屹(広島大学)「日本における研究環境&新テーマの発掘」  聞き手:原(東北大学)
稲村肇(東北工業大学)  「学官産の学際フロンティア発掘」  聞き手:大西(京都大学)
篠原修 (東京大学) 「景観研究と土木デザインのあゆみ -新分野の社会実装-」 聞き手:山口(京都大学)
平成28年度全国大会 第71回年次学術講演会
http://committees.jsce.or.jp/zenkoku/


#3 春大会企画セッション「若手研究者によるフロンティアの発見 -土木計画学50周年に寄せて-」

Date

2016年5月29日

Venue

北海道大学・工学部

春大会企画セッション「若手研究者によるフロンティアの発見 -土木計画学50周年に寄せて-」


  • 時間:14:45-15:20
  • 会場:第 53 回土木計画学研究発表会・第1会場
  1. 若手研究者によるフロンティアの発見    原祐輔(東北大)
  2. 景観・計画・歴史研究のフロンティアと実践 山口敬太(京都大)
  3. 春大会のセッションタイトルに見る土木計画学の現状 塚井誠人(広島大)
  4. 討議・まとめ 久保田尚副委員長(埼玉大)


#2 2015北海道道路国際シンポジウム -人間社会とリスク-

Date

2015年8月10日

Venue

京王プラザホテル札幌

2015北海道道路国際シンポジウム -人間社会とリスク-


と き: 2015年8月10日(月)13:00-17:30
ところ: 京王プラザホテル札幌 (北海道札幌市中央区北5条西7丁目2?1)
参加国数 4カ国(日本含む)
参加者数 日本在住:合計334名

■開催概要
土木学会土木計画学委員会は2016年に設立50周年を迎えることとなり、 その記念行事の一環として、この度北海道に於いて国際シンポジウムを企画いたしました。 周知のとおり土木学会は2014年に創立100周年を迎え、従来の学会員の満足度向上を改め、 「市民の満足度向上」を目標に掲げて活動を行っております。 この流れに沿って、本国際シンポジュ-ムの目的は、交通と災害をテ-マとする 世界的な研究者を北海道に招いて、「人間社会とリスク」という市民に身近なタイトルで 学会から市民へ世界の潮流と新しいものの考え方を発信するものです。

■主催 2015北海道道路国際シンポジウム実行委員会
(北海道大学、北見工業大学、室蘭工業大学、公益社団法人土木学会土木計画学研究委員会、国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所、一般社団法人北海道開発技術センタ-、一般財団法人北海道道路管理技術センタ-、一般財団法人北海道建設技術センター)

■プログラム
13:00-13:15 開会挨拶

13:15-15:25
13:15-14:55 人間社会とリスク(海外の事例)
Michael G.H.Bell (University of Sydney)
Michael A.P. Taylor (University of South Australia)
Henry X. Liu (University of Michigan)
William H.K. Lam (The Hong Kong Polytechnic University)
Agachai Sumalee (King Mongkut’s Institute of Technology)
14:55-15:25 わが国への示唆
円山琢也(熊本大学)
内田賢悦(北海道大学)
倉内文孝(岐阜大学)

(休憩 15:25-15:45)

15:45-17:15 パネルディスカション「防災と交通 -人間社会とリスク-」
朝倉康夫(東京工大)
山田菊子(東京工大)
加藤哲平(北海道大学、博士課程)
北海道開発局
北海道

17:15-17:30 閉会挨拶

■ポスターはこちら

■講演資料・講演録を以下からダウンロードできます.
Michael G.H.Bell (University of Sydney)
Michael A.P. Taylor(University of South Australia)
Henry X. Liu (University of Michigan)
William H.K. Lam (The Hong Kong Polytechnic University)
円山琢也(熊本大学)
内田賢悦(北海道大学)
倉内文孝(岐阜大学)
講演録


#1 土木計画学の過去,現在,未来:土木計画学50周年に向けて

Date

2014年6月7日

Venue

東北工業大学

土木計画学の過去,現在,未来:土木計画学50周年に向けて


「土木計画学の過去,現在,未来:土木計画学50周年に向けて」と題する特別セッションを,第49回 土木計画学研究発表会(2014年6月7-8日,東北工業大学)の初日午前に開催しました.土木学会将来ビジョンの作成に携わっておられる屋井鉄雄教授(東京工業大学)に基調講演をお願いしました.また,森川高行教授(名古屋大学),清水英範教授(東京大学),小林潔司教授(京都大学)の先生方には,交通・測量/空間情報・土木計画の観点から,これまでの研究成果や今後の展望について話題提供していただきました.当日は約200名が会場に集い,基調講演やパネルディスカッションの内容に興味深く耳を傾けました.セッションの内容はこのページからダウンロードできますので,興味のある方はご覧ください.
今回のセッションは設立50周年(2016年)に向けての一連の企画のキックオフに位置付けられます.今後の行事については,詳細が決まり次第,本WEBサイトやip-mlにて随時情報発信してまいります.

■特別セッションの講演資料(屋井教授森川教授清水教授小林教授)はこちら

■特別セッションの議論内容はこちら