Date

2023年9月11日

Venue

オンライン

科学的知識の不定性と土木の実践


令和5年度土木学会全国大会・研究討論会『科学的知識の不定性と土木の実践』
https://youtu.be/1uSVQsIUFWA

不確実な将来に対しての計画策定,計画分野の専門家の在り方など,土木計画学研究発表会とはひと味違う講演内容となっておりますので,ぜひご覧いただければと思います.

研究討論会『科学的知識の不定性と土木の実践』

概要:土木計画の実践においては,中長期的な視座に立った政策判断が求められる.中長期の将来を事前に予見することは原理的に困難であることから,その判断はVUCA(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)環境下のものとならざるを得ない.現時点で持ちうる科学的知識をあますところなく活かして行われた計画策定であっても,その妥当性を不断に問い続け,必要に応じて修正を重ねる,いわば「科学的知識の不定性を念頭に置いた実践展開」が求められている.
本セッションでは,土木の実践における科学的知識の役割を改めて問い直し,その不定性について議論を深め,VUCA環境に正面から向き合った実践展開のあり方について討議する.

討論会構成(敬称略):
1. 話題提供
・藤垣裕子(東京大学)
・家田仁(政策研究大学院大学)
・多々納裕一(京都大学)
・小池淳司(神戸大学)
・大西正光(京都大学)
2. パネルディスカッション
モデレーター:多々納裕一(京都大学)
パネラー:藤垣裕子(東京大学)/家田仁(政策研究大学院大学)/
小池淳司(神戸大学)/大西正光(京都大学)