第58回土木計画学研究発表会・秋大会
土木計画学研究委員会は下記の概要で2018年の秋期における土木計画学研究発表会(秋大会)を開催します。
招待講演(11/23(金),15:55~17:15)
織田澤利守氏(神戸大学)・大平悠季氏(鳥取大学)
「交通インフラ整備効果の因果推論:論点整理と展望」
八尾修司氏(大日本コンサルタント株式会社)
「総合大阪都市計画の公園系統計画に関する研究―都市緑化の先駆性に着目して―」
特別講演(11/23(金),15:05~15:50)
大分市長 佐藤 樹一郎氏
「「笑顔が輝き 夢と魅力あふれる 未来創造都市」の実現に向けて」
発表プログラム
災害調査報告(11/23(金),13:30~15:00)
1.平成30年西日本豪雨災害報告 13:30~14:30
土木学会 土木計画学 豪雨災害調査団 調査分析報告
(団長 藤原章正 広島大学教授)
1)全体概要(藤原団長)
2)四国の交通被害の状況(吉井先生)
3)岡山県の水害(氏原先生)
4)広島県の道路ネットワーク復旧過程の交通流分析(○力石先生・浦田先生)
5)広島県の災害時交通マネジメント(○神田先生・太田先生)
6)広島県の避難行動分析(○塚井先生・榊原先生)
7)経済被害分析(小池先生)
8)物流被害分析(○渡辺先生・毛利先生)
9)質疑応答
2.平成30年台風21号災害報告 14:30~14:45
台風21号の近畿圏への影響と課題(仮)
多々納裕一 京都大学教授
3.北海道胆振東部地震報告 14:45~15:00
道路交通への影響と今後の課題
萩原 亨 北海道大学教授
大分特別セッション(現地視察,1,2)(11/24(土)午前)
発表要領
事前参加申込み注意事項(必ずお読みください)
事前参加申込みについて
講演申し込みを行われた発表者の方は、後日の事前参加申込は不要となります(学会事務局が講演申込みデータをもとに事前参加申込みをいたします)。
なお、発表者以外の連名者および大会参加のみ希望の方は、後日、別途事前の受付が必要となります(参加費は一般6,000円、学生3,000円です)。
CD-ROM版講演集の配布について
CD-ROM版講演集は大会参加者全員に配布します。事前受付をされた方には郵送致します。大会当日に受付される方には、当日に配布致します。
チュートリアルセッションの開催(ネットワークと行列情報の分析)
土木計画学研究委員会では,昨年度に引き続き,計画学秋大会前日 の11/22(木)に下記の要領でチュートリアルセッションを開催 致します.多くの学部生,大学院生,社会人,研究者等の方々のご参加をお待ち申し上げます.
内容
・日時 2018年11月22日(木)
13:30-14:30 固有値とネットワーク分析 小林俊一(金沢大学)
14:45-15:45 固有値による分解と非負値行列因子分解 山口裕通(金沢大学)
16:00-17:30 交通ネットワーク均衡分析とその演習 中山晶一朗(金沢大学)
14:45-15:45 固有値による分解と非負値行列因子分解 山口裕通(金沢大学)
16:00-17:30 交通ネットワーク均衡分析とその演習 中山晶一朗(金沢大学)
・会場 日本文理大学 エクステンションセンター 8階 多目的ルーム
(大分市大手町1丁目1-45,大分駅徒歩10分)・参加無料
・ご注意 演習を行いますので,充電済みのノートPCをご持参ください.
なるべく事前申し込みをしてメールアドレス等をお知らせいただけると
https://goo.gl/forms/huf8A2qUKtlrAlwh2
- 本案内時点から11月6日(火)ご登録分までは,土木計画学研究委員会関連小委員会および論文集編集委員会等土木学会関係会議の予約を先行して受け付けます(無料).下記の予約枠から必要な分をご予約ください.ご用意できる会議室数(調整中)の範囲内で,ご参加予定者数に応じて会議室を割り当てます.満室の場合にはその旨を返答致しますのでご容赦願います.
- 上記以外の予約も本案内時点から受け付けます(有料)が,11月7日(水)以降に,前項と同様にご参加予定者数に応じて会議室を割り当てます.満室の場合にはその旨を返答致しますのでご容赦願います.なお,1枠(30分)当たり1,000円(税込)を頂戴いたします.お申込み内容は,大会幹事から予約確定メールをお送りした時点で成立するものとし,変更・取消は不可と致しますので,ご注意ください.なお,発表申込みや聴講申込みと同様に,研究発表会後に請求書を送付致します.振込手数料等は各自でご負担願います.
- いずれも,会議室のお申し込み締め切りは11月21日(水)です.その後も受け付けは致しますが,返答が著しく遅くなる場合がありますのでご了承願います.
- お申込:こちらのフォームからお申し込みください.https://goo.gl/forms/f6LYGDmWv7KqKTzg2
予約枠(大会1日目,11/23(金)は設定なし)
- 大会2日目,11/24(土):下記のうち(1)~(17)
- 大会3日目,11/25(日):下記のうち(1)~(14)
- (1) 9:00~9:30
- (2) 9:30~10:00
- (3) 10:00~10:30
- (4) 10:45~11:15
- (5) 11:15~11:45
- (6) 11:45~12:15
- (7) 12:15~12:45
- (8) 12:45~13:15
- (9) 13:15~13:45
- (10) 13:45~14:15
- (11) 14:15~14:45
- (12) 15:00~15:30
- (13) 15:30~16:00
- (14) 16:00~16:30
- (15) 16:45~17:15
- (16) 17:15~17:45
- (17) 17:45~18:15
お問合せ先
土木計画学研究委員会大会運営小委員会(秋大会担当:浜岡,泊,林)
E-mail:keikaku58@jsce.or.jp
会告について
▼ 第58回土木計画学研究発表会 会告(以下の通り)
講演用論文
発表会の当日に十分な時間で充実した議論を行い、更なる研究の発展や学術論文等への取りまとめに繋げることが本発表会の特色です。このため、「具体的に議論したい点(研究の新規性や枠組み、データ、モデルや結論の妥当性、今後の発展性や疑問点など)」を明記して申込みしていただきます。話題性、速報性のある論文や、調査・計画、技術検討等の事例報告も歓迎します。提出された講演用論文は、原則として無審査で掲載されますが、会場の制約等によってお断りすることもあります。
発表希望分野については、通常の発表希望分野Ⅲと並行して、発表希望分野Ⅰ(特別論文セッション)及び発表希望分野Ⅱ(手法等分野横断的区分)での発表希望もお願いしています。こちらへの応募もよろしくお願いします。
また、ポスターセッション、および昨年度に創設した「優秀ポスター賞」の表彰を今年度も実施いたします。受賞対象は、学生(博士課程を含む)または学部卒業・修士修了後1年以内の社会人です。
口頭発表とポスターでの発表のどちらを希望するかを選んで申込んでいただきます(口頭発表およびポスターでの発表のいずれも、2019年度と2020年度に発刊予定の土木学会論文集D3(土木計画学)への投稿対象となります)。
※2019年発行予定の「土木学会論文集D3(土木計画学), Vol.75, No.5(土木計画学研究・論文集36巻)」及びそれ以降の巻への投稿には、
①No. 55以降の土木計画学研究・講演集に掲載され、文量が2ページ以上の論文である
② 研究発表会において、著者により当該論文の発表が行われている(発表が行われていない、または著者以外によって発表された論文は投稿不可)
ことが必要となりますので、あらかじめご了承ください。
※なお、2019年度より土木計画学研究発表会春大会と秋大会の実施内容の一部が入れ替わるのに伴い,2019年度以降の土木学会論文集D3の投稿時期ならびに発刊時期が変更される可能性がありますのでご注意ください。
講演の申込み
(1) 申込みの手続きおよび注意点
2018年7月2日(月)~7月31日(火)17時までの期間内に、
土木計画学研究発表会(秋大会)講演申込みページ申込画面より、講演申込と講演原稿の投稿を同時に行ってください。原稿のファイル形式はPDF形式のみ受付けます。 原稿は「講演原稿執筆要領」に従ってご執筆ください。締切日当日までは、投稿した原稿の確認、差し替えが可能ですが、締切日以降は、原稿の差し替えは受け付けられません。十分、ご注意ください。投稿時に、必ず申込内容が正しいか、PDFを取り違えての投稿がないか、申込内容とPDFのタイトル等の差異がないかなどをご確認ください。申込み期間の締切り間際に投稿が集中しますと、予期せぬ事態によりサーバーがダウンし受付ができなくなる恐れがあります。締切り間際の投稿は極力避けていただくようお願いいたします。
なお、講演原稿執筆要領に準じていないもの、および期限後に投稿されたものは受理できません。必ず所定の原稿を期間内にWEB上にて投稿してください。
間違えたファイルを提出した場合や申込内容とPDFの内容が違う場合であっても、そのまま掲載されますので、ご注意ください。
(2) 発表希望分野
(i) 発表希望分野Ⅰ(特別論文セッション)
充実した議論を実現するための、「特別論文セッション」を実施いたします。特別論文セッションでは、論文内容を踏まえたコメントに基づいた議論を行います。ただし、投稿論文数(最大で30編程度)、論文内容により、発表希望分野IIIでの発表となる場合もあります。
・1件当たりの持ち時間は、発表25分、コメンテーターによるコメント10分、討議10分の計45分とします。
・特別論文セッションでの発表を希望される方は、8ページ以上の論文を投稿することが必要です。
・発表者は投稿時にコメンテーター希望者を伝えることができます。
(ii) 発表希望分野II(手法等分野横断的区分)
従来の研究対象ごとの発表区分に加えて、研究で用いられている方法論に注目した分野横断的区分でのセッションをします実施。分野横断的区分セッションで発表を希望される場合には、今回は以下の5つから選択いただけます。さらに、そのセッションの司会兼コメンテーターでご希望の先生がいればご記入いただけます。これらの情報を参考に、専門性の高い先生への司会依頼を行うなどの検討を行う予定です。ただし、適切なセッションを組めない場合には、上記の発表希望分野Ⅰの従来型のセッションでの発表になります。
・新分析手法(まだ適用事例の少ない統計的手法(例.機械学習的分析手法)や記述的研究(例.物語研究)などの有効性等を議論したい研究)
・理論モデリング(実現象の理論的なモデリング、情報科学やゲーム理論などを駆使した手法について議論したい研究)
・統計分析解釈(一般的な統計分析の考察が重要な位置を占めており、その内容や妥当性について重点的に議論したい研究)
・海外事例(海外の事例的研究として集中的に議論したい研究)
・その他、重点的に議論したい分野横断的内容があればそのキーワードを直接書いていただくことも可能
(iii) 発表希望分野III(研究対象区分)
申し込みに際して、発表希望分野を下記の5つの発表分野から希望順に2つ選んでください。また、キーワードにつきましては、同キーワード欄の中から最大4つ選んでください。なお、適当なキーワードが見つからない場合は、投稿者の判断によるキーワードを1つだけ加えてください。
発表希望分野
発表希望分野 | キーワード |
A 計画論・計画情報 | 計画基礎論、計画手法論、システム分析、調査論、公共事業評価法、財源・制度論、プロジェクト構想、施工計画・管理、維持管理計画、意識調査分析、計画情報、情報処理、市民参加、GIS、リモートセンシング、測量、環境計画、防災計画、河川・水資源計画、ライフライン計画・設計、地球環境問題 |
B 地域・都市・景観 | 国土計画、地域計画、都市計画、地区計画、住宅立地、産業立地、人口分布、地価分析、土地利用、市街地整備、再開発、景観、公園・緑地、観光・余暇、空間設計、イメージ分析、土木史 |
C 交通現象分析 | 発生交通、目的地選択、交通手段選択、経路選択、出発時刻選択、活動分析、時間利用、交通行動調査、交通意識分析、交通行動分析、自動車保有・利用、駐車需要、交通ネットワーク分析、土地利用・交通・環境統合モデル、観光・余暇行動 |
D 交通基盤計画 | 総合交通計画、地区交通計画、公共交通計画、歩行者・自転車交通計画、道路計画、鉄道計画、空港・港湾計画、ターミナル計画、駐車場計画、物流計画 |
E 交通運用管理 | 交通流、交通容量、サービス水準、交通制御、交通管理、交通安全、交通情報、交通環境、公共交通運用、交通弱者対策、水上交通、空港管理、交通量計測、TDM、ITS、モビリティマネジメント(MM) |
(3) 発表形式
口頭発表とポスターでの発表のどちらを希望するかを選んでいただきます。なお、会場の都合でご希望に添えない場合もありますので予めご了承下さい。
(4) 投稿料
講演1本につき投稿料(参加費含む)として一般12,000円、学生9,000円を請求いたします。2本以上投稿する方については、2本目以降の投稿料は一般・学生ともに6,000円を請求いたします。振込手数料は各自でご負担願います。
講演原稿執筆要領
講演原稿の書式・形式は、土木学会論文集のものに準じています。下記の作成例やサンプルファイルをご利用ください。講演原稿では、英文アブストラクトの記入は任意です。その他書式・形式についての詳細は土木学会論文集の原稿作成の手引き等をご参照ください。なお、「土木学会論文集D3(土木計画学), Vol.75-6」への投稿の際には英文アブストラクトは必要です。
サンプルファイル 和文(Word2000)/English(Word2000)
原稿作成例 和文(PDF)/English(PDF)
お問合せ先
土木計画学研究委員会大会運営小委員会(春大会担当:橋本,氏原,林)
E-mail:keikaku59@jsce.or.jp