Date

2014年3月8日

Venue

土木学会講堂

交通まちづくり -実践のこれまでとこれから-


土木計画学ワンデーセミナー NO.69
交通まちづくり -実践のこれまでとこれから-

主催: 土木学会 土木計画学研究委員会 「交通まちづくりの実践」研究小委員会
日時: 2014年3月8日(土)10:00-16:55
場所: 土木学会講堂(東京都新宿区四谷一丁目 外濠公園内)
(地図 http://www.jsce.or.jp/contact/map.shtml
参加費: 無料

■開催趣旨
少子高齢化・人口減少が進みつつあるわが国では、従来のような混雑緩和などの問題解決型の交通計画より、 望ましい生活像を提案する価値創造型の交通計画、持続可能な都市、都心部の活性化、楽しく歩けるまちづくりといった時代に対応した目標に貢献する交通計画が求められています。 土木学会・土木計画学研究委員会の下に設置された「交通まちづくりの実践」研究小委員会(2010年11月~、代表:東京大学教授・原田昇)は、 前身の交通まちづくり研究小委員会(2007年11月~2010年11月、同)から数えて6年あまりの間、こうした新しい交通計画=交通まちづくりのための計画手法の開発や実践展開を目指し、 活動を続けてきました。本ワンデーセミナーは小委員会活動の1つのまとめとして開催するものです。国内7都市の交通まちづくり事例の報告から、 まちのビジョンを市民に提示し合意を形成する手法、計画立案や実践に生かすためのデータ取得・調査・分析手法、計画の立案や実現を支える制度のあり方について知見を共有し、 掘り下げた討議を行うことを目的としています。併せて、今後の交通まちづくりの方向性に関し、広範な議論を行う機会にしたいと考えています。

■プログラム
<はじめに>
10:00-10:20 「交通まちづくり原論」 原田昇(東大)

<交通まちづくりの実践を知る3つの視座>
10:20-10:40 「ビジョンの構築と合意形成」 高山純一(金沢大)
10:40-11:00 「調査と分析の体系」 栄徳洋平((株)福山コンサルタント),溝上章志(熊本大)
11:00-11:20 「計画の立案と実現のための制度」 谷口守(筑波大),高見淳史(東大)
11:20-11:30 質疑応答

<交通まちづくりの実践事例に学ぶ(1)>
12:30-12:55 「金沢:トップダウンとボトムアップの融合、そして条例化によるまちづくりの継続」 高山純一(金沢大)
12:55-13:20 「札幌:都心の活性化に資する交通計画の理論と実践」 原田昇(東大)
13:20-13:45 「広島:高齢化社会の交通まちづくりを支える調査・分析への挑戦 ~需要予測からモニタリングへ」
藤原章正(広島大)
13:45-14:10 「由布:交通社会実験から10年,湯布院の観光まちづくりに活かされたこと,活かされなかったこと」
米田誠司(愛媛大)

<交通まちづくりの実践事例に学ぶ(2)>
14:25-14:50 「宇都宮:LRT導入の経緯と今後の展開」 森本章倫(宇都宮大)
14:50-15:15 「松江:多様な主体を巻き込んだ支援組織の役割 ~松江市公共交通利用促進市民会議について」
飯野公央(島根大)
15:15-15:40 「京都:南太秦学区の小さな交通まちづくり」 土井勉(京大)

<総括討議>
15:55-16:55 「交通まちづくり・実践のこれまでとこれから」 司会:羽藤英二(東大)

■参加申込
準備の都合上、下記申込フォームの所定事項をご記入のうえ、申込先メールアドレスまでお申し込みください。

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申込先: km1day@ut.t.u-tokyo.ac.jp