Date

2019年1月28日

Venue

土木学会講堂(〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目 外濠公園内)

健康政策と都市構造を考えたまちづくりの展開方策


第97回土木計画学ワンデイセミナー
「健康政策と都市構造を考えたまちづくりの展開方策」

■日時:2019 年 1 月28 日(月)10:30 – 17:00
■場所:土木学会講堂(東京都新宿区四谷一丁目 外濠公園内)
■参加費:無料

■主催: 土木学会土木計画学研究委員会 健康まちづくり研究小委員会
■共催: 関西大学先端科学技術推進機構 エコメディカルな社会システム構築研究グループ

■参加申し込み:
土木学会 イベント申込ページから登録をお願いします
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp

■開催概要:
生涯を通して健康に過ごせるライフスタイルが望まれており、それをまちで支える取組みが進んでいる。日常の健康への欲求や健康寿命の増進へのニーズが高まる市民やマーケット拡大に期待する企業だけでなく、それによる社会保障政策費用の削減の必要性が高まる政府にとっても喫緊の課題となっている。しかし、このような課題は、医療・保健分野にとどまらず、総合的なまちづくりの観点から進める必要がある。世界的にみても、Healthy City の取組みに見られるように注目され、さらなる段階への飛躍が期待されている。健康まちづくり研究小委員会では、このような背景から、生涯を通して健康を実感できるまちづくりを具体的な研究フィールドにおいて進め、まちづくりと健康の関係に関わる実データ収集、そのデータの集計・分析・提示・目標設定による人々の行動への影響、まちづくり手法としてのエリアマネジメントのあり方などを盛り込んだ総合的な研究を進めてきた。
健康まちづくり計画の側面について、①健康を増進・維持するための人々の「行動のあり方」、②それを支える環境としての「都市のあり方」、③両者を効果的につなげる「社会システムデザイン」に分類する。ここでは、それぞれの視点から健康まちづくりの方向性を検討する。本セミナーにおいては、個々の視点についての代表的な研究成果について報告する。また、国土交通省、厚生労働省、地方自治体を招いて健康まちづくりに関する議論を行う。

■プログラム:
10:30~ 開会挨拶:小委員会委員長 秋山孝正(関西大学)
10:45~ 報告1 (G1:行動論):谷口綾子氏(筑波大学)
11:15~ 報告2 (G2 :都市論):藤生慎氏(金沢大学)
11:45~ 報告3 (G3 :社会システム論):柳原崇男氏(近畿大学)

12:15~ 休憩

13:30~ 講演1:楠田幹人氏(国土交通省 都市局 都市計画課長)
14:00~ 講演2:吉田啓氏(厚生労働省 保険局 医療介護連携政策課)
14:30~ 講演3:久住時男氏(新潟県見附市長)
15:00~ 休憩
15:10~ パネルディスカッション
コーディネーター:小委員会副委員長 谷口守(筑波大学)
楠田幹人氏(国土交通省 都市局 都市計画課長)
吉田啓氏(厚生労働省 保険局 医療介護連携政策課)
久住時男氏(新潟県見附市長)
森栗茂一氏(大阪大学)

16:50~ 閉会挨拶:小委員会幹事長 北詰恵一(関西大学)