土木学会論文集・特集号における「政策と実践」論文の掲載について
2024年5月29日
- 概要
本研究委員会の学術小委員会が審査・編集を行っている「土木学会論文集・特集号」に関して,令和6年6月募集予定の特集号より,従来の土木計画学論文(方法と技術)〔以下,方法・技術論文と略称〕に加えて,新たに土木計画学論文(政策と実践)〔以下,政策・実践論文と略称〕についても受付を行うことになりました. - 経緯
令和2年〜3年:これまで「土木計画学論文」と呼ばれてきた一群の論文群を,方法・技術論文と政策・実践論文の二つのカテゴリーに分類し,それぞれ異なる基準で査読することが適当であると決定しました.その上で,従来の土木学会論文集の「通常号」には「土木学会論文集D3(土木計画学)」(いわゆるD3)分冊だけが設置されていたところ,D3分冊:土木計画学(方法と技術),D4分冊:土木計画学(政策と実践)のという2つの分冊を設けることについて,委員会で継続的に検討してきました.
令和4年〜5年:その後の土木学会論文集の全面的な再編も相俟って,2023年より,通常号に関しては土木計画学(方法と技術),土木計画学(政策と実践)という土木計画学内の2つのカテゴリーが設けられ,それぞれ土木学会論文集編集委員会の41小委員会,42小委員会が査読を担当する体制で運用されています.一方,土木学会論文集の「特集号」に関しては,2023年までは「政策と実践」論文の受付はなされず,「方法と技術」論文のみが受付られている状況でした.また,土木計画学研究発表会(春大会・秋大会)にて発表された「政策と実践」論文は,通常号に随時投稿することを発表者各位に周知している状況でした.
令和6年前半:発表者各位の「特集号」への需要の存在を勘案すると,「通常号」のみならず,「特集号」においても「政策と技術」論文と「方法と実践」論文を併せて同時に受け付ける体制を整えることが発表者各位の利益増進に繋がるものとの認識のもと,幹事会,学術小委員会,「方法と技術」運営小委員会,「政策と実践」運営小委員会で議論を行ってきました.その上で,令和6年5月25日の土木計画学研究委員会にて,本提案が承認されました.
投稿方法の詳細については, 論文募集ページ をご確認下さい.