Date
2018年3月30日
Venue
日本大学理工学部駿河台キャンパス1号館4階141教室
都市間旅客交通ワンデーセミナー -都市間旅客交通の基礎的特徴とデータ-
■タイトル:都市間旅客交通ワンデーセミナー -都市間旅客交通の基礎的特徴とデータ-
■開催日時: 2018/03/30(金) 13:00 – 18:00
■場所:日本大学理工学部駿河台キャンパス1号館4階141教室
https://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/surugadai/
■定員:150名
■参加費の有無:無料
■開催主旨:
都市間の長距離旅客交通には,交通発生の非日常性・大きな季節変動・旅客が持つ情報の不完備性・需要薄によるサービス供給制約・複数のサービスの複合利用による複雑なネットワーク効果など,長距離・低頻度の旅行であることに起因する特徴が多く存在する.しかし,これらの特徴によって,都市間旅客交通の全体像を把握するデータを取得することは,非常に高コストであった.
一方で,近年活用が可能となったWebアンケートや携帯電話位置情報データであれば,近年は膨大なサンプルの情報を比較的容易に得ることができ,都市間旅客交通についてもこれまで得られなかったデータを入手することが可能となってきた.それに伴い,新たな分析方法論が必要となるとともに,これまでと異なる視点からネットワーク・サービスの設計が可能となりつつあると期待される.
そこで,本セミナーでは,都市間旅客交通の基礎的な特徴を再整理(第一部)したうえで,新しいデータの活用に取り組んだ研究を含む最新の研究成果と幹線旅客交通に関する実務的な課題を共有する(第二部)ことによって,政策課題の 発掘と研究課題の深化を図るものである.とくに,第一部ではこれから都市間旅客交通に関連する研究に取り組もうとする学生の参加を,第二部には都市間旅客交通に関連する実務に関わる方々が参加し討議に参加いただくことを期待します.
■プログラム:
第一部(13:00 – 15:00): 都市間旅客交通の基礎的な特徴
> 奥村誠(東北大学) 「仮題:都市間旅客交通サービス設計の基礎」
> 山口裕通(金沢大学) 「仮題:日本の都市間旅客交通需要の時系列面の特徴」
第二部(15:30 – 18:30): 我が国の都市間旅客交通データのフロンティアと,実務への展開
> 塚井誠人(広島大学) 「仮題:Web調査による都市間旅行データの特徴」
> 福田大輔・鈴木新(東京工業大学) 「仮題:複数データの融合による日別・旅行目的別都市間旅客流動量推計」
> ほか,全国幹線旅客純流動調査など,都市間旅客交通データに関連する内容で数件を予定
■参加登録
https://goo.gl/forms/k2nAzUzCGn8YEjzv2
■問い合わせ
山口裕通(金沢大学)
hyamaguchi@se.kanazawa-u.ac.jp