Date

2017年3月4日

Venue

東京大学工学部14号館144講義室

少子高齢社会における子育てしやすいまちづくり~都市のバリアと心のバリア~


少子高齢社会における子育てしやすいまちづくり~都市のバリアと心のバリア~
 
・開催日時:平成29年3月4日(土)13:30~17:15
・場所:東京大学工学部14号館144講義室
・定員:60名
・参加費の有無:無
・開催趣旨:
 人口減少、少子高齢社会に直面する我が国において、子育てしやすいまちづくりが
求められている。近年、バリアフリー法等の整備により、道路や公共交通、公共施設
や商業施設などのバリアフリー化が進められ、一昔前と比べると子ども連れで外出し
やすい環境が整ってきた。一方、子ども・子育て支援新制度の導入等、子育てしなが
ら働きやすい環境の整備も進められている。さらに、子ども自身が安全・安心に外出
できる環境の整備が重要な課題である。本ワンデイセミナーでは、土木計画学および
他分野の研究者、行政、民間、NPOなど、多様な立場の方々が一堂に会し、これまで
の研究成果の一部の報告と、最近の我が国の取り組みに関する報告をもとに、子育て
における都市のバリアと心のバリアの双方の視点から、地域特性に応じた子育てしや
すいまちづくりの方向性について幅広く議論を行うことを目的とする。
 
・プログラム(案):
総合司会:青野貞康(計量計画研究所)
13:30-13:35 開会挨拶
13:35-15:50 講演・報告
1.「幼児同乗用自転車における思考発話法の効果」松村 暢彦(愛媛大学)
2.「日本の子どもの交通行動の変遷とその社会的影響」谷口 綾子(筑波大学)
3.「地下鉄駅内外の空間バリアがベビーカー利用者の駅アクセスに与える影響」丹
羽 由佳理(森記念財団都市整備研究所)
質疑応答(14:35-14:50)
4.「行政サービスが子育て世帯の居住地選択に与える影響分析」岡本 英晃(交通
エコロジー・モビリティ財団)
5.「「住み続けられる国土」と子育て」高柳 百合子(国土交通省国土政策局総合
計画課)
質疑応答(15:30-15:40)
15:40-16:00 休憩
16:00-17:10 パネルディスカッション
テーマ:子育てしやすいまちの実現のために
パネリスト:秋山 哲男(中央大学、日本福祉のまちづくり学会長)
      杉浦 美奈(政策研究大学院大学)
      北方 真起(Wa-Life Labo代表)
      有賀 敏典(国立環境研究所)
司会:大森 宣暁(宇都宮大学)
17:10-17:15 閉会挨拶
17:30-19:00 懇親会@222アーバンコモンズ
※保育サービス(無料)あり