Date
2017年3月2日
Venue
日本大学駿河台キャンパス1号館131教室
これからの交通事故リスクマネジメント
土木計画学ワンデーセミナーNo83 これからの交通事故リスクマネジメント
【主催】交通工学研究会自主研究グループ
土木学会土木計画学研究小委員会 高齢化時代のモビリティ確保を考慮した交通安全研究
【日時】平成29年3月2日(木)10:00~17:45
【場所】日本大学駿河台キャンパス1号館131教室
【定員】80名
【参加費】無料
【概要】交通事故の起こりやすさ(交通事故リスク)を定量的に評価・算定し,同リスク値を踏まえた適切な交通マネジメントが実施されれば,道路ネットワーク全体の事故件数を削減し,交通の安全性を向上させることが期待できます.
今回のセミナーでは,交通の安全性向上に向けたマネジメント方策に焦点を合わせ,その現状と課題に関して理解を深かめることを目指します.加えて高齢社会におけるモビリティ確保の点にも考慮しつつ,安全性向上の点で効果的な交通マネジメントのあり方を議論します.
【プログラム】
10:00~10:10 開会
10:10~11:10 高速道路会社における事故リスクマネジメント
・首都高速道路における事故リスクマネジメントに関する研究
・阪神高速における事故リスクデータの構築と活用について
・福岡北九州高速道路における利用頻度からみる事故傾向とその活用の検討
11:10~11:50 事故リスクマネジメントに関する研究(その1)
・人・道路・車両の暴露度指標を活用した交通事故率の分析
萩田 賢司(自動車安全運転センター)
・生活道路における交通事故リスク分析に向けた基礎的研究
平岡 雄介(国土交通省 松山河川国道事務所)
・リアルタイム事故リスク情報提供システムの構築
大藤 武彦((株)交通システム研究所)
・新潟都市圏における事故リスクマネジメント研究の進捗と今後の展開
西内 裕晶(高知工科大学)
昼休み
12:50~14:10 事故リスクマネジメントに関する研究(その2)
・都市高速道路におけるリアルタイム交通事故予測・回避モデルの開発
室町 泰徳(東京工業大学)
・ベイジアンネットワークを用いた都市高速道路における交通事故要因の抽出
倉内 文孝(岐阜大学)
・事故リスク情報の提供がドライバーの行動に及ぼす影響の分析
倉内 慎也(愛媛大学)
・施設構造などからみた逆走の要因分析
浜岡 秀勝(秋田大学)
・細街路エリアにおける事故リスク要因の分析
塩見 康博(立命館大学)
・一般道路における時間帯交通量別交通事故リスク分析
兵頭 知 (日本大学)
14:10~14:40 高齢社会の自動車利用実態とモビリティの確保
・高齢社会における自動車利用実態に関する分析 -静岡都市圏を対象に-
中村 俊之(京都大学)
・高齢社会におけるモビリティ確保に向けた課題
宇野 伸宏(京都大学)
休 憩
15:00~15:45 招待講演 『交通心理学からみた事故リスクマネジメントの可能性』
蓮花 一己(帝塚山大学)
15:45~16:30 招待講演 『交通事故リスクマネジメントの技術的可能性と社会的課題』
赤羽 弘和(千葉工業大学)
休 憩
16:40~17:40 パネルディスカッション
コーディネーター:吉井 稔雄(愛媛大学)
パネリスト:
蓮花 一己(帝塚山大学)
赤羽 弘和(千葉工業大学)
宇野 伸宏(京都大学)
萩田 賢司(自動車安全運転センター)
村重 至康(高速道路総合研究所)
17:40~17:45 閉会