スマート物流研究小委員会


■小委員長
山田 忠史(京都大学大学院)

■活動期間
2023年11月~3か年

■活動趣旨

【設立趣旨】
e-commerceの普及などを背景に国内の物流需要が高まる一方,いわゆる「2024年問題」やドライバー不足などに直面し,今後、物流サービスが滞る可能性がある.安定・強靭・機動的な物流システムを構築するためには,その効率化は喫緊の課題である.
輸送の効率化を図るため,物流モーダルシフト,ダブル連結車両・自動運転車両の導入とそれに対応したインフラ整備,各種データ連係やシェアリングサービスなどの検討が行われているが,その実現に向けては課題が多い.また,道路法を根拠とする特殊車両通行許可制度では,その通行許可審査が機動的な物流システムの阻害要因となっており,その効率化は急務となっている.
これらの課題を解決するためには,物流に関わるステークホルダーが連携し,産・官・学が一丸となって研究開発・制度検討・社会実装を進める必要がある.その活動のプラットフォームとして,本研究小委員会の設立を申請する.

【研究内容】
本研究小委員会内に,以下の部会を設けそれぞれの取り組みや技術開発を進めるとともに,全体会合を定期的に行うことで研究部会間の進捗共有・連携・調整を行う.
A) ダブル連結・自動運転車両運用研究部会
1.高速道路における物流拠点整備に関する研究(A-1)
2.自動運転車線の整備・運用手法の検討(A-2)
3.長大トラックが交通流に及ぼす影響に関する分析(A-3)
B)車両運用制度研究部会
1.特殊車両通行に関わる政策と実践研究(B-1)
2.特殊車両挙動のモデリングと交差点デザイン手法(B-2)
3.特殊車両の通行許可審査の高度化に関する検討(B-3)
4.特殊車両の通行を考慮した道路ネットワーク計画(B-4)
C)マルチモーダル物流研究部会
・鉄道・海上輸送の利活用に関する研究(C)
D)次世代物流システム社会実装検討部会
・物流MaaSの実装に向けた課題の包括的検討(D)

Coming soon.

Sample post


Sample post


Coming soon.

特になし