DEAI まちづくり小委員会
■小委員長
江守央(日本大学理工学部)
■活動期間
2025年11月~2028年11月
■活動趣旨
【設立趣旨】
都市・地域の空間計画におけるDiversity(多様性),Equity(公平性),Accessibility(移動円滑性),Inclusion(包摂性)の理念に基づき,全ての人々が等しくアクセス可能かつ安心して利用でき、誰もが自分らしく暮らせるWell-beingなまちづくりの推進を目的に新小委員会を設立する.特に,高齢者,障害者,子育て世代,外国人居住者,LGBTQ+の人など,移動や空間利用に困難を抱える人々の当事者性を踏まえた,日常だけでなく非日常(観光や災害など)を対象としたインクルーシブな地域づくりに関する研究を行うことを目的とする.
【研究内容】
本委員会では,以下の観点を中心に,包摂的な都市環境の構築に向けた理論的・実践的アプローチを探究する.
1)歩行空間ネットワークの再構築
人流解析やアクセシビリティ評価手法を用いて,移動や空間利用に困難を抱える人々の当事者性を踏まえたオープンデータとして活用可能な歩行空間のネットワークデータのあり方を研究する.
2)多様なモビリティ技術の導入と評価
MaaS(Mobility as a Service),自動運転技術,マイクロモビリティ等,新たな移動手段の導入による包摂的モビリティの実現可能性と,移動や空間利用に困難を抱える人々の当事者性を踏まえた社会的・空間的影響について研究する.
3)ICT技術を活用したインクルーシブ・インフラの構築
センサーネットワーク,スマートデバイス,位置情報サービスなどのICTを活用し,移動や空間利用に困難を抱える人々の当事者性を踏まえた情報アクセシビリティの方法を研究する.
4)広域移動・非日常(観光・災害)を包括した移動円滑化の計画論の構築
空間,情報の連続性,多様なセクターの連携に着目し,市町村域を跨ぐ観光など非日常な広域移動のアクセシビリティを包括的に計画する計画論を構築する.
5)参加型デザインおよび共生型まちづくりの促進
住民参加・当事者参画・協働を基盤とするワークショップやフィールドスタディ等を通じ,多様な主体間の相互理解と共生型空間デザインの方法論を構築する.
|
委員長:江守央(日本大学理工学部) 副委員長:柳原崇男(近畿大学理工学部) 副委員長:石塚裕子(東北福祉大学) 幹事長:北川博巳(近畿大学) 幹事:樋口恵一(大同大学) 委員:長野博一(高崎経済大学大学院) 委員:大島明(国際航業) 委員:坂本淳(高知大学) 委員:三村泰広(大分大学) 委員:別府知哉(八千代エンジニヤリング) 委員:菊地克哉(八千代エンジニヤリング) 委員:青木慎太朗(大阪公立大学都市科学・防災研究センター)
顧問:山田稔(茨城大学) 顧問:秋山哲男(中央大学) 顧問:三星昭宏(近畿大学・名誉教授) 顧問:新田保次(大阪大学・名誉教授) |
Coming soon.
特になし