土木計画学研究委員会の概要
土木計画学研究委員会は土木学会の学術研究グループ(調査研究部門)の一つとして1966年8月に設立されました。
当委員会は、「土木技術者の活動範囲において、土木に関する計画の分野がきわめて重要なる事態に鑑み、土木計画のあるべき姿、その問題点を検討し、あわせて計画に関する調査、研究を行うこと」を目的に、「土木計画基礎理念に関する討論、土木計画理論に関する討論、大学における土木計画教科内容に関する討論を行い、あわせて土木計画の重要性を広く知らしめるために、シンポジウムなどを開催するほか、研究成果の公表を随時行う」ことを事業内容としています。
土木計画学研究委員会は現在、以下のような活動を行っています:
- 土木計画学研究発表会(春大会、秋大会)の開催
- 土木学会論文集特集号(土木計画学)の編集
- 各研究小委員会の活動
- 各運営小委員会の活動
- ワークショップ、シンポジウム、ワンディセミナー、国際セミナー、講習会等の開催
- 研究委員会ホームページ・メーリングリストの運営とそれらを通じた情報発信
- 出版の企画
- 全国大会研究討論会における幹事会提案テーマの企画と開催
土木計画学研究委員会の沿革
1966年
土木学会に土木計画学研究委員会が設置
1967年
第1回「土木計画学シンポジウム」(テーマ:「土木計画のあり方と基礎理念」)
1968年
「土木計画学講習会」が開始.
1970年
「土木学会年次学術講演会」の第Ⅳ部門が土木計画学分野として独立(前年まで同じ部門だったコンクリート分野が第Ⅴ部門に移転)
1972年
小委員会が設置開始(1. 土木計画学シリーズ編集小委員会(1972~83),2. 用語小委員会(1972~83),3. 施工情報システム小委員会(1982~85),4. 土木計画学研究編集小委員会(1982~.2003改編.)など)
1976年
分科会が設置開始
1979年
第1回「土木計画学研究発表会」を大阪大学で開催.以後,年1回の研究発表会を開催(1979~1985年度は1月開催,1987年度以降は10~12月の秋期開催).
1984年
「土木計画学研究・論文集」発刊開始
1985年
「施工情報システム小委員会」が「建設マネジメント委員会」として独立.
1993年
「土木計画学ワンデーセミナー」が開始.
2002年
土木計画学研究発表会の年2回化を開始(「春大会」の第1回が名古屋大学で開催)
2003年
「土木計画学研究編集小委員会」を,本委員会の学術・研究活動全般を総合的に扱う「学術小委員会」に改編.
2006年
土木計画学研究発表会の春大会にて学生グループによる「土木計画学公共政策デザインコンペ」が開催開始